CPAPのヘッド部分を交換してストレスが解消した。

　睡眠時無呼吸症候群という病気がある。寝ている間に何度も呼吸が止まってしまう病気だ。
「あきらかに怪しい」
　と妻がいうので、睡眠外来に行ったら、ずばり当たっていた。検査するのに宿泊してひと晩寝ないといけないので、お金もかかるし、なかなか面倒な病気である。
　症状は重い方だということで、CPAP（シーパップ）という機械を取り付けて寝ることになった。鼻に小さなマスクを取り付けて、本体からエアチューブを通じて湿った空気を送り込み、閉鎖しがちな気道を確保する。
　鼻にマスクを取り付けるのはいいのだが、そのために、頭にヘッドバンドを取り付ける。これが、なぜか私がやるとごちゃごちゃにもつれてしまう。毎晩、眠る前の準備がストレスだった。
　毎月一度は機器のレンタル料金を支払いに出かけるのだが、その際に、「ヘッドバンドがよれてきまして」というと、さっと新品に交換してくれた。もしかしたらという期待通り、そのまま装着すればいいように結節されていたので、いま、むちゃくちゃ楽である。ストレスがひとつ減った。