本を読むのがすっかり遅くなった。

　6月10日から高円寺図書館が、一部機能を制限しながらも再開しているのだが、まだ本を借りていない。
　4月頃だったか、Amazonで早川書房の半額セールがあり、withコロナが長引くだろうからというので何冊か購入した。それらの本が読めていないのである。
　比較的新しめ（といってもここ10年以内くらい）の作家を中心に5、6冊。
　そうしたら、なんと、東京アラートが解けたのに、そのときのセール本がまだ読めていないのだ。未読本の中にはあの「三体」も含まれている。もうすぐ第二部が出るというのに。
　時間は、ある。
　昼間、ゲームやらテレビやらで時間を潰しているのだから、いくらでも読めるはずなのだ。
　ところが、なぜか夜にならないと体が読書する体制にならない。最近は早寝を心がけているので、そもそも読む時間が短くなってしまった上、読む速度も著しく低下している。一冊の本に少なくとも一週間かかってしまう。
　歳取って集中力がなくなってきたのだろうか。目の疲れだろうか。後者ならまだ手の打ちようもあるのだが。