見出し画像

春風亭一之輔落語生配信第二幕4日目。

 春風亭一之輔の生落語配信、4日目
 一之輔が「額田王でーす」と意味不明の登場。すこし口上を述べて、曲ごまの三増紋之助師匠が登場する。最初に大駒を回す。続いて小さい駒を扇の上で回す(すえひろの曲)。輪抜け。すげえ。真剣刃渡り。一之輔のお弟子さんの与一さんを相手に綱渡りの芸。最後に棒の上に大駒を乗せる風車。芸もすごいが声も大きい。
 ぶじ色物さんが終わって、一之輔が登場。場をトーンダウンさせるためか、すこし長めのマクラ。自分の中のプーさんが「やきにく、たーべたいなー」と言っているという話が面白かった。それから、引っ越し先にでかい冷蔵庫が入らない話。「あやうく令和の荒井注になるところだった」。
 ネタは「短命」。いわゆる「艶笑落語(バレ噺)」。こういうのははじめて聴く。出入りの職人八五郎が、ご隠居のところに「表通りの質屋・伊勢屋の婿養子がまた死にました。これで3度目だ」と飛び込んでくる。仲が良すぎて死んじゃうということをご隠居は伝えたいのだが、どうしても察しない八五郎の悶絶が面白い。

新作旧作まとめて、毎日1編ずつ「朗読用ショートショート」マガジンに追加しています。朗読に使いたい方、どうぞよろしくお願いします。