嘘と本当の帰国隔離情報。人権無視の政府の仕打ちが酷い!! 2/4
税金払って罰ゲーム
このツイートを見つけて驚いた。ハワイから帰国された方なのだが、素敵な夜景が見えるどころか、窓に目張りをされている。
狭い部屋に閉じ込められて、それだけで気が滅入りそうなのに、なぜ外を見えなくする必要があるのか意味がわからない。
まるで『獄中記(佐藤優 著)』のようだ。
続けてこのようにツイートしている。
当然だ。コロナが流行る以前から、健康な状態でも飛行機に長時間乗ると普通に風邪を引くこともある。
機内はすごく乾燥しているので、息を吸うだけで喉がカラカラになり、喉に傷が付き、ウイルスや菌が入り込みやすくなる。
安いエコノミーはほんの少ししかリクライニングしないので、10数時間、ずっと直立不動で過ごすことになり、かなり体力を消耗する。
その上さらに10時間、寒い空港で待たされたら、病気になっても全くおかしくない。この配慮がなさの方が危ないのではないか。
もう一人の方は、なんとホテルではなくて、大学の寮に隔離されていた。
『真っ暗のキャンパス到着。泊まる所は大学の寮。設備は最低。「立って半畳・寝て一畳」修行します。』
結構お歳を召されている方なのだが、そんな方をキツイ施設に送り込んで、一体何の罰ゲームなのか。何のために税金を払っているのか。
中抜き弁当
まだ言いたいことがある。
「こんな美味しいご飯すごい!」という投稿もあるが、実際はこちら。
これは私が経験した弁当にかなり近い。
弁当を初めて開けた瞬間に何か匂いがした。そのときにふと頭をよぎったのが、映画か漫画の名台詞になぞらえて、
「臭い釜の飯を食った仲間だよなぁ。このホテルに泊まってる人たちみんな」
15年ぐらい前、大学の友達に会いに北京大学に行ったとき、あのときの飯の匂いがした。今の北京大学はわからないが。
しかもこの隔離弁当、補助上限額は1食1,500円(1日4,500円)らしい。
1,500円でさすがにこれはないだろう。
隔離されて気が滅入りそうになっていて、せめて食事くらいは美味しいご飯が食べたいと思うだろう。それでこれが出てくると、もう本当に『獄中記』だ。
どうみても1,500円には見えない。500円以下だろう。もし補助上限額までもらっているのなら、政治家と業者が癒着して、1日3,000円以上抜いていることになる。弁当を食べながらそのことへの怒りが込み上げてくる。
アレルギーがあるなら食べるな
私はアレルギーがあり、食べられない物もあるので、事前にお弁当の献立を教えてほしいと言っても、教えてくれない。
そして、「アレルギーがあるのでお願いします」と言ったら、「じゃあ食べないで下さい」と言われた。
食べなければ体が弱って病気にもなりかねない。病気にさせるために隔離しているのか。
しかも、朝一番、7時ぐらいにキンキンに冷えたカツカレーが出てきたりする。電話で文句を言ったら電子レンジで温めてくれたが、そもそも学生でも10代でもないのだから、朝からカツカレーは食べない。
それでは胃がもたないのだが、60代、70代の人にも同じように冷えたカツカレーを出している。
国民をこれだけ虐待できるのは、よほどすごい神経の持ち主がこの国の政府に入っているからだろう。
次回に続く。
ITはもはや民間が軍事を超え、IT技術を制する者が世界を制すという国際マフィアと国際政治の世界。
深田萌絵メルマガ「世界とITのヤバい話」では、日米中のニュースを中心に、IT起業家と元アナリストの視点から多角的に解説。
他にも、紙面ではなかなか取り上げられにくい幅広いお話ができればいいなと思っています。
よろしければ、ぜひご購読ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?