【猛毒注意】半導体工場フッ化水素排出隠ぺい事件。犯人は、熊本県か経産省か?
2024/09/22
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以前、この番組で大騒ぎしたソニーセミコンダクタマニュファクチャリングが、フッ素化合物を毎年約6万4000kg廃棄していたが、令和4年になると突然その廃棄量がゼロになっていることが判明した。これはPRTRというサイトで確認できる情報であり、工場からどれだけ有毒物質が排出されているかが明示されている。
このPRTRサイトをウォッチしていた熊本の住民から、「ソニーセミコンが令和4年度からフッ素化合物の廃棄量をゼロとしているが、半導体工場でフッ化水素を使わずに製造が可能なのか?」との問い合わせがあり、私は「これは嘘だ」と直感した。フッ化水素は、日韓問題にまで発展したほど、半導体製造に不可欠な物質である。そんな物質の廃棄量が急にゼロになるのは不自然であり、この番組でその疑念を取り上げた。
するとニュースとなり調査が行われた。結果として、「2024年7月8日ソニー子会社、フッ化水素排出量をゼロと誤報告 熊本の半導体工場で」というニュースが報道された。ソニーセミコンが、令和4年度および5年度のフッ素化合物の排出量を誤ってゼロと報告していたと発表した。実際には、2020年度の排出量は6万4000kgであり、その後も2021年度、2022年度もほぼ同水準の排出が続いていたという。フッ化水素は有害性のある化学物質であり、ソニーは外部業者に処理を委託していると説明しているが、フッ化水素が猛毒な物質であることには変わりない。
例えば、1982年に八王子市でフッ化水素酸がフッ化ナトリウムと誤って塗布され、患者の女児が死亡するという悲劇が起こった。また別の事件では、振られた女性に対する腹いせから、フッ化水素酸を女性の靴に塗り、結果として女性が指を失うという事件も発生している。
フッ化水素はその猛毒性ゆえ、韓国ではフッ化水素を作る技術に優れているが、積極的に作ってはいない。なぜかというと、以前フッ化水素が工場から漏れる事故があり、何千人もの被害者がでた。吸入や接触によっても危険であり、自覚は無いが触れた後に骨が溶けることさえある。フッ化水素は、PFOSやPFASとは比べものにならないくらい有毒性が高い。死に至るような危険物質を扱いながら、その排出量を隠蔽しようとする行為は非常に問題である。
今回の件では、熊本県側がシステム上のミスだと説明しているが、私はこれをソニーの隠蔽工作だと考えている。ソニーは有毒物質であるフッ化水素の廃棄量を隠蔽し、使用水量の詳細も一切公表しておらず、透明性に欠ける対応をしている。
これに対し熊本県知事は、県側のチェックミスを認めつつも、再発防止策を講じる必要があると述べている。県側の担当者たちはソニーから提供されたデータを基に国に報告しており、一応の確認はしていたが、それでも不備があった。このような問題が再び起きないよう、今後はより厳格なチェック体制が必要だと指摘している。
しかし、この経緯自体が非常に疑わしいと考えている。地元の人が開示請求をして下さり、色々経緯を聞きました。こちらについて令和4年4月5日にソニーセミコンはフッ化水素を排出しているというデータを、熊本県を経由し経済産業省に報告しているということだ。現在、熊本県に対してどれだけの量を排出していたのか、その数字の開示を求める開示請求が行われている。
令和4年6月14日ソニーセミコンは、4月5日時点でフッ化水素を排出していると報告していたにもかかわらず、2か月後には変更届でその排出量をゼロにした。これは明らかに悪意があり、単なるシステムエラーではない。熊本県やソニーの説明、木村知事の説明も嘘である。システムエラーではなく、最初は排出量の数字を出していたが、その後でゼロにしたのだ。もし、経済産業省が「半導体工場でフッ化水素を使わずに半導体が作れる」というソニーの説明を信じたのであれば、もはや半導体について語る資格はない。そのような者たちが半導体の助成金の審査をしているのかと思えば背筋が寒くなる。
経済産業省も熊本県もソニーも嘘をついている。熊本県民の水をどれだけ使っているのかも公表せず、猛毒を廃棄して隠蔽してきた。これを許せるだろうか。さらに、経済産業省はソニーセミコンに対し、フッ化水素の報告書自体を削除するよう推奨している。これは異常だ。
なぜフッ化水素の存在をなかったことにしろという指導が行われたのか、その背景には理由がある。ソニーが熊本での新工場建設を進めているが、環境影響評価法に基づく環境影響評価(アセスメント)を逃れるために虚偽の報告をしたのである。この工場は環境影響評価を一切行わず、住民への説明もなく建設が認められた。経済産業省、熊本県、ソニーセミコンが連携しなければ、こんなアセスメント逃れはできなかっただろう。
フッ化水素は猛毒で、過去には誤って使用されただけで子どもが死亡する事件があった。このような猛毒物質を廃棄しながら、それを隠蔽して「環境には問題ない」とし、アセスも住民への説明もせずに工場を建設した。
これはスマホに使う画像センサーだと言うのは虚偽である。世界監視システム、パンデミック条約で約束している、パンデミック条約利権のCMOSセンサーである。それを売るために熊本県民を騙しているのだ。どれだけ水を使うか、一切公開されていない。さらに、TSMCの子会社の工場の住所すら非公開であり、熊本県はTSMC(子会社JASM)と秘密保持契約を結んでいるため、工場がどこにあり、どんな毒が流されているのかは一切開示されない。
私たちは我慢の限界に達しているので、これに対し法的な手続きを進めようとしている。しかし一般市民にとってリーガルドキュメントの作成は困難だ。国はその点を見越しており、一般市民が書面を作成しても、少しの不備で跳ねられてしまう。国はそれを見越している。一般国民はお金が無いから、弁護士も行政書士も雇えない。自分で書面を作って持って行っても、これはダメだ、ダメだと言い逃れをして丸めこようとしてくる。
これまで私たちは手弁当で活動してきたが、今後はプロに頼むしかないと仲間内で話をしている。プロに依頼するためには費用がかかるので、皆さんの応援をお願いしたい。費用が集まれば、弁護士を立てて法的な闘いを始めることができる。少額であれば行政書士に一部手伝ってもらう形で、熊本県と戦う準備を進めている。
応援していただける方は、PeatixのURLにアクセスし、応援チケットを購入していただきたい。また、私が設立した政治団体「国民の声を政府に届ける会」の口座情報も記載しているので、こちらへの支援もお願いしたい。
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