2-1経産官僚が暴露 「南海トラフ地震利権」の真相

2024/08/27

(深田)
皆さんこんにちは、ITビジネスアナリストの深田萌絵です。今回は南海トラフ地震利権の闇について、不良官僚の藤和彦先生にお話をいただきます。先生、よろしくお願いします。ごめんなさい、勝手に「不良官僚」とか呼んでしまって。本当の肩書きは経済産業研究所コンサルティングフェローなのですけれども、藤さんがいつもですね、かなりゆるキャラなので、勝手に「不良官僚」とか呼んでしまって。
(藤)
当たらずも遠からずですから、問題ありません(笑)。
(深田)
今回も、国策に対して真っ向から、それは単なる利権だろうと少しヤバイ投石をされているのですが、「南海トラフ地震」は無いと、絶対に無い?
(藤)
南海トラフ地震というものは存在しません。この概念が生まれたのは、東日本大震災以降、2011年からです。それ以前は「東海地震」「東南海地震」「南海地震」といった個別の地震がありましたが、それらをまとめて「南海トラフ地震」と言い始めたのはこの10年のことです。
(深田)
「トラフ」って何ですか?
(藤)
トラフというのは、海底の非常に深い部分、いわゆる「海の盆地」のようなものです。
(深田)
南海トラフ地震は、プレートが動いて起きるものだと聞いたことがありますが、日本はヤバイという話を聞くのですが。
(藤)
プレート自身がフェイクです。プレートというものは地球には存在しません。
(深田)
プレートが無いのですか。学校の教科書でもプレート説は教えられていますが。
(藤)
確かに、1970年に文部省が指導要領を変更し、それからすべての地震をプレート説で説明するように教え始めました。実際に実施されたのは1973年からです。
(深田)
私は1978年生まれなので、子供の頃の教科書に「地震はプレートがズレル時に起こる」と描かれた絵を見ました。
(藤)
ですが、70代以上の方と話すと、違う説を学校で習ったと言っています。プレート以前の説では、地下のマグマとか熱が原因で地震が起こるとされていました。地球の内部は約6000度と非常に高温で、その熱が地表に出てきてマグマが活性化して、火山が噴火し熱によって地盤が割けることで地震が発生すると考えられていました。
(深田)
では、プレートは存在しないということですか?
(藤)
プレートは無いです。
(深田)
プレートの絵は何度も見たことがありますが。
(藤)
それは単なるポンチ絵です。実際にプレートが存在するという証拠はありません。海底で何千メートルも下にあるものを直接見ることはできませんから。
(深田)
もしプレート説がフェイクだとしたら、南海トラフ地震はないということですね。
(藤)
無いです。まず、プレートについて3つの嘘を指摘しますが、1つ目は、地球上にいくつのプレートがあるのかが確定していないことです。ブルーバックスなどの書籍でも「十数枚」としか書かれていません。
(深田)
大陸移動説についてはどうですか?
(藤)
大陸移動説は、100年ほど前にウェゲナーが提唱したものですが、当時の物理学者たちは「地球は上下運動しかしない」としてこの水平運動説を否定しました。しかし、プレート説が登場すると、大陸移動説が再び注目されました。ただし、これも非常に大きな誤解があります。
(深田)
その誤解とは何ですか?
(藤)
大陸が3億年前に移動したという話ですが、その間に大陸の外縁部分が変わらないわけがないのです。それが変わらずに現在の形で存在しているというのは、そもそもおかしいのです。
(深田)
では、大陸移動もプレートも存在しないとすると、南海トラフ地震も存在しないということですね。
(藤)
はい、その通りです。例えば、フィリピン海プレートが南海トラフ地震を引き起こすと言われていますが、このプレートがどこで生まれたかは分かっていないのです。南海トラフが終着点だと言われていますが、生まれた場所が見つかっていないのです。良心的な学者は「いずれフィリピン海プレートは無くなってしまうのではないか」と言っている人もいます。
(深田)
存在が確定していないから、分からないということですね。
(藤)
はい。また、1990年代に技術が発達し、地球内部の熱の分布が分かるようになりました。そうすると地球の表面はプレートが約100kmの厚さで冷たい岩板が敷き詰められていると言われていますが、最新の研究によると、地球の表面は熱い海の中に冷たい岩板が島のように浮かんでいる程度で、全体を覆っているわけではないのです。これにより、プレートが押し合って地震を起こすというのはありえないことが分かっています。その実証研究をやったのは日本人の学者なのです。その方は無理矢理プレート説が説明できるように説を曲解してやっています。
(深田)
ああ、生き残るために。
(藤)
そもそもプレートは熱い海の中に冷たい岩がポツポツと浮かんでいるのだから、そんなもので押し合いへし合いするわけがないと言っていました。
(深田)
それでは、南海トラフ地震というのはどうして出てきたのでしょうか?
(藤)
南海トラフ地震という概念は、3.11の東日本大震災以降に生まれたものです。なぜかというと、東日本大震災の2日前にマグニチュード7.3の地震が東北沖で起きていました。日本の地震学者は、その前は78年だったから、それで30年周期の地震が終わったと思っていたのですが、2日後にマグニチュード9の地震が再び発生しました。マグニチュードは1違うと地震のエネルギーは32倍違います。7.3と9だと数百倍違うのです。この時、多くの人が「想定外だ」と言いましたが、それがトラウマになり、二度と想定外と言わないようにするために、架空の巨大地震として南海トラフ地震が作られたのです。
(深田)
では、南海トラフ地震は架空のものなのですか。 なぜそんな架空のものを作る必要があるのでしょうか。
(藤)
もし地震が起きたとしても「想定外」と言わなくて済むためです。「私たちは準備してきた」というアリバイ作りのために南海トラフ地震が作られました。
(深田)
それでは、南海トラフ地震は利権化しているということでしょうか?
(藤)
はい、そうです。国土強靭化の名目で多額の予算が投入されています。これにより、防波堤やインフラの整備といった公共事業が行われています。
(深田)
かつて仕分けで削られた公共事業が、この南海トラフ地震を理由に復活しているのですね。
(藤)
だから某和歌山県などものすごい公共事業が増えました。


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