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LGBT法案成立寸前、保守派の闇が原因です。我慢できないので暴露します

2023/05/16

https://www.youtube.com/watch?v=y45f0rvtQRU&t=570s

■  反対多数でも押し通す暴挙

和田政宗議員が、党の会議で「LGBT理解増進法」が反対15賛成10の反対多数であるのに強引に議論を打切り、部会長一任にしたのは写真の役員の方々だとツイートしている。その写真に載っているのは高階恵美子議員、森屋宏部会長、古屋圭司議員、新藤義孝議員、稲田朋美議員である。

高階議員はおまけ的な立場だと思うが、森屋部会長、古屋議員、新藤議員、稲田議員が犯人だと告発した形になっている。
本来だったらあってはならないことで、議員や関係者から話を聞いたところ、何十年も自民党で仕事をしてきたが、反対多数の法案を部会長一任にして無理やり通すのは初めてで誰もが唖然としていると言っていた。

今日の10時から次の会議にかかり、国会に提出するデキレースが今走っている。和田政宗議員も驚いて告発をした形になったと思う。議員立法は20人以上の議員が発案し超党的にやっていくが、自民党の中で党三役の幹事長、総務会長、政調会長が承諾しないと国会に提出できない。

幹事長、総務会長、政調会長が同意をし、公明党の山口代表の承諾を得て、国会に提出をして審議にかける。政策審議会の下部にある内閣第一部会での会合で、反対が多数にあるにも関わらず部会長一任だから議論する必要が無いという異常事態を止めるのは萩生田政調会長の責任である。

ところが今日はこのまま政策調査会と総務会の合同会議の政審総務会が開催されていて、政策審議会のトップの萩生田政調会長と、総務会のトップの遠藤総務会長が承諾すればこのまま法案が提出される。

自民党の反対派は何が起こっているのだと戸惑っている。政審総務会が出す修正文書の内容でやっていくのだが、その文章を見せてもらえないから判らないという状態なのだ。

和田政宗議員がツイッターで告発されていたが、その写真に新藤議員、古屋議員、森屋議員、稲田議員が載っているが、部会長一任ということは、森屋部会長が何でも決めて良いことになる。

ほかの人がどんなに反対意見を言っても、部会長の言ったことだけが進んでいく異常事態になっている。賛成派が多数だから部会長一任にするのは、これまでの自民党の歴史でもあったが、反対多数で部会長一任という異常事態はあり得なかった。しかも政審総務会で審議される内容の文書もまったく公開されていない。秘密裏にいろんなことが進んでいる。


■  稲田議員はスケープゴート

いま稲田議員叩きが行われているが、彼女をLGBTの議連に入れて、推進するように推したのは古屋議員だ。

一般社団法人LGBT理解増進会に名を連ねているのが、古屋議員、新藤議員、稲田議員ほか数名である。

いま保守派の中でも新藤議員と古屋議員のポジションについて、「新藤、古屋はLGBT法案の文言をマイルドにした正義の味方だ」と言う人と、「新藤、古屋が利権を推し進めていた」と指摘する二つに分かれている.

「差別」を「不当な差別」の文言に変えたところで、訴訟されて国が負け判例ができたら、「不当な」も何もない。文言がマイルドになっても稲田議員がはっきりとニュースで趣旨は変わっていないと言っている。言葉遊びをして内容は変わっていない。

古屋議員は、稲田議員が過激な情報案を考えたら、自分たちがきちんと保守派として責任をもって修正したと、正義のヒーローであるかのように演出している。

古屋議員が、稲田議員にLGBTをやれと進めて、自分たちの仲間に引き入れたのがすべての発端で、稲田議員がLGBT法案をやり始めたきっかけになっている。これはもうデキレースなのだ。

部会で散々議論して反対派が多くて旗色が悪くなると、古屋、新藤、稲田で、森屋部会長に一任しようと言い、部会長一任で進んでしまった。

これで仕舞いにして、このまま政審総務会になった。本来であればこの部会は政策調査会の下部組織なので、政策調査会のトップである萩生田政調会長が止めなければいけなかった。金曜日に部会を通り、火曜日の10時から政審総務会で政調会長の萩生田議員と総務会長の遠藤議員の間でゴーサインが出たら行くことになっている。そのスケジュールに合わせたのである。だからもう完全なデキレースで幹事長と総務会長から萩生田政調会長に早く国会に提出してくれと言われて、さっと出したのだ。

反対多数で部会長一任にして何の文句も言わずスーッと出しながら、稲田議員を叩いとけとやっている。だからわざと右派に稲田議員が犯人だ。稲田議員を次に落とすぞ。落選させろと言わせる。稲田議員には何の権限もないのにスケープゴートにして叩きながら、本当は自分たちが進めている。裏の者たちが稲田議員のせいにしながら、自分は保守派の正義の味方の仮面をかぶっている。

稲田議員は推進派なのでLGBT法案を推進している。それでもLGBT法案を推進している。賛成派だと表明して進めているのと、反対派を装いながら、裏で猛烈に進めて稲田議員が悪いと言っているのとでは、どちらが質が悪いのかを冷静に考えてもらいたい。


■  杉田水脈「生産性」事件

いろんなことを振り返れば、古屋議員がこの件を猛烈に進めていたのは、そうだったのかと思うことがある。それが「杉田水脈生産性事件」だ。新潮で杉田議員が「LGBTには生産性が無い」と発言した。その時にかなり批判が巻き起こったが、古屋議員が杉田議員を批判する文章を出した。それは彼が裏でLGBTを推進していて反対する杉田議員を叩くためにやったのだ。

その杉田議員を批判する文章を用意したのは有本香氏だと、長尾たかし議員の元秘書から聞いた。有本香織氏が長尾たかし議員にも杉田水脈議員を批判する文章を出した方が自民党のためだと持ち込んだそうである。それをいろんな事務所に持って行っていたと教えてもらった。

これが漫画家の蓮見都志子氏が、有本香氏を匂わせながら「女は女豹」の発言に繋がっている。政治の世界の利権のこともあり、女性同士の嫉妬も絡み合って、いろんな事件や闇が起こっている。その点と点をつないでいくと、あの時の言葉はこういう意味だったと判る。

私は有本氏がそういう事をやっていたのは黙っていた。杉田議員が右派から虐められていて、自分が余計なことを言って、それが原因でさらに虐められても困ると思い黙っていたが、杉田議員とは距離をとって何年も話もしていないので、もうはっきり言ってもいいかなと思う。

保守派の人たちはみな保守派の政治家を応援しているのかと思ったら、真面目にやっている杉田議員のことをボロクソに叩くので、どうしてだろうと思った。それが女性の嫉妬もあっただろうし、そしてLGBTの一般社団法人の利権も絡んでいただろうし、そういういろんなことがあった。

稲田議員も最初はLGBTの推進派とかではなかった。それがいきなりLGBT側になったのは、古屋議員が仲間に引き込んだ。女性がいた方がバランスが良いので、自分たちの陣営に入れたということなのだ。


■  萩生田議員批だけは批判できない

LGBT法案の審議は郵政民営化のときと同じぐらいの危機が自民党の内部で起こっている。郵政民営化に本気で反対した議員や造反して反対派に回った人は、次の選挙の時に比例とか、選挙区とかで良い所をもらえなかったりした。保守分裂とかを仕掛けられたり、刺客を送り込まれたりして落選している。今回もその同じようなことが起こると政界の中で噂されている。それで皆ビビってしまっておとなしくなっている。やはり党のサポートが無いと、次の選挙で勝てない議員がいる。そういう人が萎縮している中でも、和田政宗議員がはっきりと犯人はコイツだと言った。

ただし、その和田政宗議員でも萩生田議員については言えないのだ。ここまでディスクローズできるのはかなり勇気があるが、萩生田議員は政調会長でかなり力もあるので、はっきりと言うことができないのかと思う。

党の中の法案を通す構造上、政調会長、総務会長、幹事長の党三役の同意が必要である。内部内閣第一部会は政調会の中にある下部組織だから、そのトップの萩生田政調会長がノーと言えば止まるはずだ。いま政審総務会になっているが、通ればもう確実に萩生田政調会長が裏で仕組んだ出来レースだということである。

これをはっきりと批判しているのは、保守派の票が離れたら困ると思っているからだ。もう少し女性や児童の人権についても配慮した法案にまで審議してもらいたい。

今回LGBT法案反対派は、次の選挙でかなり不利な側に追われる。LGBT法案が通ったら、もう自民党なんかとんでもないから、応援できないと思っている人もいるかもしれないが、反対派の人たちを応援してきた人は是非とも支えてもらいたいと思う。 

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