米下院議長ペロシ訪台!蔡英文総統と会談を前に中国は軍事行動へ!
2022/08/03
八月頭のYouTube動画を記事にした。
ナンシー・ペロシ下院議長が台湾に着いたことで、台湾海峡をめぐって米中間で軍事的な脅威が高まっているように見えている。
ペロシさんが到着するにあたり、中国は台湾の上空に防空識別圏を設けて、台湾を封鎖してやったと中国国民に自慢をしている。そして予告どおりに、中国人が言っていた通り、実弾射撃を伴う軍事演習を始めて、それが噂の花火なのかと思って聞いてみたら、どうも花火ではなくて、単なる小さな射撃で、本当の花火はもっとでかいのを落とすようだから、楽しみにしていてということだった。
それに対応して、アメリカは戦闘機F35を飛ばして盛り上げてくれている。
このニュースに対して中国人に聞いてみたら、このニュースで中国が台湾の上空を封鎖したように中国では報道されているが、そのニュースに対して中国人がめちゃくちゃ怒っている。
台湾のニュースサイトから引っ張ってきたのだが、この赤い部分が封鎖されているポイントで、結構隙間が空いているのだ。この隙間に対して中国人が今めっちゃ怒っていて、ナンシー・ペロシは台北の空港に入るわけだから、このように隙間が空いてると入れるのだ。
それを見た中国人が、俺たちは習近平のゼロコロナ対策の都市封鎖で家から出ることすら出来ないのに、アメリカが台湾を訪問できるように、中国人民解放軍が上空にわざわざ隙間を作っているのはなぜなのだという怒りの投稿が相次いでいる。
あれだけ威嚇しておいて、なぜわざわざナンシー・ペロシが台湾に無事に入っていけるように台北の上空を開けているだというツッコミが中国人から出てきてもおかしくないというか、笑い種ということだ。
今回のナンシー・ペロシと台湾の蔡英文総統との会談では、中国人によるとTSMC利権、半導体利権が大幅に動くと見られている。この半導体利権TSMCに対してアメリカが、補助金を出すかどうかとかなりもめてきたが、それについても大幅な変更がなされそうな流れになる。
今回の騒ぎがどれだけ茶番なのかよく判るはずだ。なぜ台湾に訪問したらお前撃ち落してやるからなと言いながら、わざわざアメリカの飛行機が入れるように、ちゃんと隙間を空けてやるというこの配慮。米中首脳会談で事前に打ち合わせをした通りなのだ。
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