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【PTA勝利】埼玉県条例改悪を自民が断念!?

2023/10/10

【PTA勝利】埼玉県条例改悪を自民が断念!? - YouTube

■  児童虐待防止条例改悪を撤回

子供を一人で学校に通わせたら、児童虐待防止条例違反になってしまうトンデモ条例ができそうになり、ここ数日騒がせていた、それがなんとかPTAの活動によって阻止できた可能性が高いというニュースが出てきた。

この条例自体が賛否両論なのだが、車中に置き去りにされた子供が、熱中症で亡くなってしまうケースは本当に深刻な問題になっているので、何らかの法的な運用が必要なのかと思われる。

しかし、条例自体の枠組みが非常に曖昧で、子供を一人にしたら、すぐに条例違反になってしまう。それを見かけたらすぐに通報しなければならない通報義務を課せられていて、子供を家に置いてゴミ捨てに行けないとか、子供を一人で学校に行かせられないからどうするのだという意見も出て、かなり埼玉で炎上した問題となった。

この条例自体が良いのか悪いのかは、まだ議論の余地があるが、確かに子供を一人にして誘拐されるケースもあり、それを防止しないといけない。その一方で、治安の悪化を止めないといけない。そもそもなぜ治安が悪化しているのか。ルールを守れない人たちを大量に入れていないのかと、この条例に違和感を持った人々が感じている。

イギリスとかアメリカでも子供が一人で出歩いてはいけないというのは州によってある。前の会社の先輩もイギリスで子育てをしていて、子供を一人で留守番させられないので、会社を辞めなければいけなくなった。

ベビーシッターや、近所に住む両親に孫を見てもらうなどの子育て世代をサポートするバックアップもなしに、いきなり子供を独りにしてはいけないと言われても、そんなことは聞いていないとなる。特に九歳の年齢で区切ったのは、裏で学童保育利権が動いているのではないのか。民間学童利権と癒着しているのではと反発された方もいる。

PTAの皆さんが非常に精力的にウェブサイトで署名を集めて、8万件を超えていた。メディアでも叩かれかなり炎上したので、断念する方向に動いている。

読売新聞のニュース
『埼玉の「放置禁止」条例案、9月定例会での成立断念 「子どもだけの登下校まで」批判相次ぐ』
子どもを自宅や車などに放置する行為を「虐待」として禁止しようと、埼玉県虐待禁止条例の改正案を提出していた自民党県議団は、開会中の9月定例会での成立を断念した。10日に正式決定する。改正案には県民などから「子どもだけの登下校まで禁じるのはおかしい」などと批判が相次ぎ、理解を得られない中で 成立させるのは困難と判断した。
放置や置き去りによる悲惨な事案が各地で起きたことを受けて、県議会最大会派の自民は来春施行を目指す改正案を今月4日に提出。委員会を通過し、13日には本会議で採決の予定だったが、関係者によると、自民は議長に撤回を要請する方針だ。


■  PTAが自民党を断念させた

実はLGBT理解増進法案の中でも、女性専用空間に手術をしていない人が、女性と自称するだけで入ることができるのをどうして防ぐのか。アメリカではそういう人たちが女性専用空間に入って来て性犯罪が起こっている。それからどうやって子どもたちを守るのかの活動を行った。

LGBT理解増進法案について、チラシを配ったりして苦戦した。女性専用空間が危ないことを理解してもらうことが、なかなか政府にも聞き取ってもらえなかった。

この埼玉県の放置禁止条例案、子供から少し目を離したら、もうそれで条例違反になる。今はまだ罰則が無いけれども、これが埼玉県から始まり、いろんな県に波及して行き、そのうち中央でも法律ができ罰則がついたりする。

確かアメリカは、子供をひとりに放置したら、虐待の罪で一年の禁固刑になった。親を逮捕して投獄したら、その方が子供に対する虐待ではないのかと思う。親が逮捕されたら本当に一人ぼっちになりかねない。

自民党の男女別姓推進派が、女性の権利、両親の権利、子どもの権利を侵害する恐れがある条例を推進したことで、PTAの皆さんの怒りを買い覆った。

PTAという強力な団体が動けば、さすがの自民党も折れるのを見て、なるほどPTAだと思った。これから過激な性教育とか、子供のうちから性転換を推奨する教育が始まってしまうが、その危険性についてもPTAと話し合える。

虐待禁止条例の改正案に対して、埼玉PTA協議会が発表している。

『埼玉県虐待禁止条例改正案の成立断念報道について』
さいたま市PTA協議会としては、まず、保護者や子どもたちの声を聞いてもらうことができたと安堵しております。オンライン署名にご協力いただいたみなさま。市内・県内を問わず、全国のみなさまに応援をいただいたこと、本当に感謝申し上げます。
これからも、子どもや保護者が安心して暮らせる社会を作るために、議員のみなさまとも積極的な意見交換をするなどしていきたいと思います。また、実際に子どもが放置されることによる事件・事故は絶えず、緊急に取り組むべき課題として、社会全体で取り組むべき課題として、社会全体で取り組むために協力していきたいと思います。
本改正案が取り下げられたからこそ、わたくしたちPTAは、本当の虐待が起きてしまわないよう、家庭・学校・地域での取り組みを強化し、本当に子どもたちのために、保護者のためになる活動をしていかなければならないと考えています。
これを機会に、社会全体で子供を守り、虐待を無くしましょう!
生まれ変わろう埼玉・日本 社会全体で守ろう子どもたち なくそう虐待!今この時!

このグローバリズムの流れ、次に何を仕掛けてくるのかが実は分からない。去年の暮に、熊本市は政令都市で初めて基本自治条例改正案で、外国人を住民として住民投票権を与えようという改正案を出していた。

今年の1月の反対多数のパブコメで一応断念はしているが、どうも最近外国人と明記するからいけない。外国人を住民とすることを明記せずに運用する方法を今模索している。

ゴリ押しで推進する人たちは、どのような手段を使ってくるのか、どういう卑怯な手を使ってくるのかわからない。これからも油断せずにニュースをしっかりと見ていきたい。

児童虐待や車内への置き去り、子供の連れ去りなどのいろんな問題を、社会で取り組んでいけたらいいと思っています。

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