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【衝撃の事実】 熊本県が大企業〇〇の為に猛毒排出を隠蔽していた。

2024/06/10

://www.youtube.com/watch?v=br0lr4zqdB8

今朝、TSMCを含め、熊本の環境問題を調査しているチームと打ち合わせを行い、驚きの事実が出てきた。

フッ素化合物PFAS(ピーファス)と言われる人体に影響を及ぼす発がん性物質があるのだが、「腎臓がん・腎不全」の原因にもなる猛毒であり、その毒物を企業が排出し、熊本県が、隠蔽工作をしていたのではないかという疑惑を皆様と共有したい。

「PRTRインフォメーション広場」という環境省のサイトがあるのだが、PRTRとは、「有害性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源から、どのくらい環境中に排出されたのか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを把握し、集計し、公表する仕組み」である。

このサイトの「PRTRデータ地図上表示システム」を見てみると、ソニーのセミコンダクタ熊本工場がある辺りの赤丸をクリックすると、ソニーセミコンダクタ熊本工場から排出されている化学物質には、どの様なものがあるのかが見えてくる。それを図で表したものがこれである。

黄色が「ジメチルアセトアミド」、ピンクが「アミノエタノール」 ブルーが「銅水溶性塩」、緑が「カテコール」、グレーが「フッ化水素、及びその水溶性塩」となっている。

「フッ化水素、及びその水溶性塩」のみを選び全体像を見ると「フッ化水素」が平成14年から令和2年まで長期間排出されているのに対し、令和3年、4年と0となっている。しかし、半導体の工場で「フッ化水素」を全く使われないなどあり得ず、おかしな事なのだ。

次に、この「フッ化水素」をどのように排出しているのかという点である。大気中に流して処理をする(平成21年度~25年度、28年度~30年度)、産廃物として処理をしている時代が、(平成14年度~令和2年度)であるが、平成13、14、15年では下水に垂れ流している。このような毒性の高いものを直に下水に流すなどあり得ない。さらに大気にまで排出しているのは驚きである。

フッ素化合物であるこの「フッ化水素」は経口毒性があり、有害物質として排出する時には、国に届け出なければならない。変異原性があり、経口慢性毒性があるため、PRTR対象の選定理由に上げられており、国は、これが毒であると認識している。

京都大学の原田浩二准教授も、「血中PFAS濃度」の危険性を指摘している。PFASはフッ素化合物の一形態であるが、原田教授は「血中PFAS濃度が高いと脂質異常症や腎がんなどの発症リスクが増加する・国が全国の実態を把握し高濃度地域では低減対策を取る・疫学研究で日本人の健康への影響を調べる必要もある」と発信している。

「有害性が指摘される高濃度の有機フッ素化合物のPFAS(ピーファス)が、全国各地の地下水などで検出されている。人体にどのような影響があり、どのような対策が必要なのか。20年前からこの問題に取り組んできた京都大学大学院医学研究科環境衛生学分野の原田浩二準教授に聞いた。」というニュースがある。

内容は割愛するが、要は腎臓がんなどの発症リスクがあるとが指摘されているのだ。半導体工場が集中している台湾では、腎臓への負担があり、腎不全の方が非常に多く、人工透析を受けなければならない患者は、人口密度に対し、世界一である。

半導体工場から垂れ流されるフッ素化合物が、健康を害するものだと分かっているはずである。ソニーセミコンダクタは、自分たちは、排出などしてはいないと隠蔽工作をし、「熊本県が、隠蔽工作に加担しているのではないか。フッ化水素を使わずに半導体を作るなど出来ない」と指摘されており、ニュースになってはいないものの地元の専門家以外まだ誰も知らない。

この話はソニーだが、「JASM工場は何の化学物質を使うのか」との問い合わせに対し、熊本県は、「TSMCとの間に秘密保持契約がある」とし、「熊本県民の健康よりも秘密保持の方が大事・企業利益の方が大事・絶対に公開しない」と言うのだ。

熊本県の様な地方自治のやり方では、水俣病が起きても仕方がなく、第二の水俣病になるであろうと熊本県民に言われても仕方がない。「県民・国民」を馬鹿にし、有害物質を公開せず、大企業が排出する毒物を隠蔽し、そして、県民の悲劇は繰り返されるのだ。

九州では、井戸の水から、有機フッ素化合物が出ていると指摘するニュースが出ている。熊本市北区のソニーの工場に隣接する地区である。どれ程の影響があるのかは分からない。

下水に直に垂れ流しをしていた時期があり、有機フッ素化合物を使用しているはずが、使用しているとの報告も出ておらず、熊本県が加担している状況であるならば、熊本の土壌や井戸水から有機フッ素化合物が検出されても不思議ではない。

熊本県が、県として県民の健康のために「環境保全・情報公開」をキチンと行い、理解し、実践して行かなければ県民生活の向上には結びつかない。

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