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イーロン・マスク、バイデン大統領を操る支配者を暴露「💩」トークに金融業界逆襲!? 

2022/05/19

https://www.youtube.com/watch?v=763gHxg9ZuM

イーロン・マスク、バイデンが操られていることを暴露し、その上ウンコトークまでして金融業界から逆襲された、ということについてお送りする。


■ 環境・社会・企業統治のESGインデックスから外された

イーロン・マスクトーク、最近イーロン・マスクが面白くて目が離せなくなってきた。アンバー・ハード捨てられてつまらない男になっていたと思っていたが、最近少し見直したと思っている。

イーロン・マスクがバイデンを操っているのはテレプロンプターだと暴露した。そしてツイッターは偽アカウントだらけで、本当のユーザー数はもっと少ないだろうとツイッターを叩いて株価を下げようとしたら、ツイッターの社長が言い訳をつらつらとした。その返しの最後に究極ウンコ絵文字一個で返した。大人としてあるまじき、いったい何歳なのかというやり取りがあった。 

彼のなかなかおしゃれなテクニックに金融業界が反発して、イーロン・マスクに罰を与えてしまった。
『米S&P、ESG指数からテスラを除外 マスクCEOは猛反発』というタイトルのニュース。米S&Pというのはアメリカの株価のインデックスで、S&Pスタンダードアンドプアーズという会社が作っているS&P500ESGという指数がある。

このESG指数は環境のE、ソーシャルのS、ガバナンス企業統治のGの三つから成り立っている言葉である。
 

このESG指数からテスラを除外したというニュースが流れている。

米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが ESGスコアの高い300社超の米企業で構成する株価指数S&P500ESG指数から、電気自動車大手テスラを除外したことが明らかになった。従業員による人種差別被害の訴えや、米当局の事故調査への対応などを問題視した。同社のイーロン・マスクCEOは、ESGはとんでもない詐欺だと猛反発している。
S&Pダウ・ジョーンズ・インディーズは毎年この時期にESG指数の構成銘柄を入れ換えている。シニアディレクターのマーガレット・ドンは17日付のブログ投稿でESG指数の評価方法について、サステイナビリティを重視する投資家の変化する意見に対応することが重要だと述べた。
マスク氏は18日ツイッターにテスラはどんな企業よりも環境のために多くのことを行っているにもかかわらず、ESG指数の構成銘柄からテスラが除外されたことに驚きを示した。同社と入れ替わりで石油ガス会社が5社追加されたとのツイートに正気ではないとリプライし、ESGはインチキ社会正義の戦士によって武器にされていると批判した。
 


■ ツイッターのせいではなかった

公平に見ると、確かにテスラはいろんな労働問題を抱えていて、労働組合を持たない。労働組合が無いので、労働環境が悪いとか働いている人たちの不平不満というのは、時折ニュースになって上がってくる。

いろんな会社が労働問題は抱えていて、労働問題がない会社などは無いのだ。会社というのはお父さんとかお母さんじゃないので、楽してお金をもらえることは絶対ないわけだけど、一生懸命働いているけど環境が悪いって会社はたしかにどこにでもある。そしてそのスタンダードが人によって違う。働きやすい会社、働きにくい会社、労働環境が良い会社、労働環境悪い会社は色々ある。そういう働く側の思いと雇う側の思いはマッチしないことは結構ある。 

テスラは結構その労働問題をいろいろと抱えている。ただしイーロン・マスクの言い分もよく分かる。ESG投資、環境ソーシャルガバナンスで、このESGインデックスの中から、なぜEV車のテスラが追い出されて、二酸化炭素出るガス石油の会社が組み込まれるのだ。そうイーロン・マスクが思って、ガスとか石油入れるのだったらESGは詐欺師だ。偽社会正義だろうとテスラのイーロン・マスクは言っている。 

それはその通りだ。それはイーロン・マスクが正しいと思う。S&Pの500ESG indexからテスラという銘柄が削除されることが、企業にとってどういう意味になるのか、多分皆さんはピンとこないと思うので解説する。
上場企業にとってインデックスファンドのインデックス指数に自分の会社の株価が組み込まれるのは非常に重要なことなのだ。なぜ重要かと言えばファンドは個別の株に投資するところも多いが、基本的にはポートフォリオ運用がメインなので、インデックス投資が一番ポピュラーなのだ。

なぜインデックス投資がポピュラーかと言えば、どうせインフレで物価が上がってきたらみんな上がって行く。だったらいい優良企業がいっぱい入っているインデックスごと買っておけば手間がなくていい。そういう考えなのだ。だからこのインデックスファンドは結構組成されるとドッとマーケットにお金が入ってきて株をどんどんどんどん買っていく。

そうすると株価の維持とか株価が上がっていくことに寄与する。なので上場企業にとって自社の株式がS&Pとかダウジョーンズとか、そういう指数に組み込まれているのは非常に重要なのだ。それは自社の株価を維持するためにインデックス投資のファンドが株を買ってくれるというお金の流れが非常に重要だからなのだ。そういう仕組みになっているので、イーロン・マスクからすれば、ESGのインデックスから外されたことはちょっと痛かったと思う。 

これはなかなか敵も痛い一撃をイーロン・マスクに繰り出してきたなと思う。 ここで問題。なぜESGなのだということだが、それはツイッターがソーシャルだからではない。


■ 権力者の操り人形をdisってはいけない

これはイーロン・マスクが、バイデンがプロンプターを読んでいるだけの操り人形だと暴露してしまったことに対する報復だ。
なぜかと言えば、バイデンの目玉政策はグリーンニューディール政策だ。脱炭素利権のど真ん中の王道の中心に、金を投入すると言ってくれているのがバイデンなので、このバイデンを操り人形だと言って、ボロクソに叩くのは、このESG投資を推進している環境利権からすれば、イーロン・マスク調子に乗るのじゃないとなってしまう。

そういう大人の事情があって、イーロン・マスクの会社テスラは、EV車で環境にやさしいという時代の寵児として持て囃されてきたのが、一気に調子に乗るなと叩き落とされる状態になっている。 

イーロン・マスクの反応が、テスラは他のどんな会社よりも超環境に配慮して来たのだと言っている。これちょっと漫画になっているのだが、「ESGスコアって何なのだ」と一個目のひとコマ目で男の人が言って、女性の回答は、「あなたのビジネスが左翼のアジェンダに沿っているかということですよ。」 

それに尽きる。本当にそうなのだ。サステイナビリティっていう言葉がすごくファッション業界で流行っているのだが、サステイナビリティという言葉で使われている素材、エコファーと呼ばれる動物の毛皮を使わないエコファーを、最近いろんなブランドが取り入れ初めていたり、ビーガンレザーで、要は皮ではないが皮っぽい新しい素材で作ったカバンを売り出してみたり、こういうサステイナブル持続可能性をテーマにしたファッションがファッション業界はゴリ押ししている。

ファッション業界は毎年毎年トレンドが変わる。それで作り変える。買い換えないといけないということ自体が、持続可能性サステイナビリティという言葉に反していて、実はコンサバティブな発想、保守派の発想、保守的な着物とかは、みんなで何代も何代も着ることができる。糸を解いて少し手直して何代も何代も着て行ける。何100万もする何10万、何100万もするのだけれども、親子代々着ていけるというサステイナブルなファッションというのは、実は日本にあるのだが、この左翼のアジェンダから外れているので、着物とかは全然持て囃されない。

そういう観点から言えば、ビーガンって流行っているが、精進料理とか絶対言わない。ソイミートと言って、大豆たんぱくで作ったお肉っぽい化学調味料でまみれた超体に悪いソイミートというものがあるが、何かそんなものよりもなぜ高野豆腐を食べないのだと思う。 

この世の中いろんな方がいて、いろんな権力者がいるから、そういう大企業とか政治家に反発すると、いろんな事件が起こるわけだ。だから私もファーウェイとかTSMC優遇政治とかに反発して暴れたりすると、電子商社から取引停止されてハードウェアを作れなくなったり、東京地検に追われたりするという顛末になる。人生というのは勉強の連続なので、それも経験するべき事だったのかなと思う。 

ITはもはや民間が軍事を超え、IT技術を制する者が世界を制すという国際マフィアと国際政治の世界。

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