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反対多数なのにLGBT法案提出強硬。裏切り議員は●●と●●

2023/05/14

https://www.youtube.com/watch?v=7HzQJEYcx3E&t=625s

■  自民党は民主主義をやめた

LGBT法案は幹事長、総務会長が萩生田政調会長にプッシュして、萩生田議員がオーケーを出すと予測をしていたがやはり行ってしまった。

高鳥修一氏がそれについて厳しいことをツイートでおっしゃっている。
「反対慎重の声が圧倒的に多い(18対10)のに執行部が強引に部会を通したのは歴史に残る暴挙。部会長と特命委員長は悪く無いが、上のレベルから今日通すように圧力がかかっていたと思われる。保守であり積極財政派だった安倍先生が亡くなった途端、平気で裏切る議員が残念でならない」

あり得ない。反対が18で反対派が多いのに、これを通すのはもう自民党が民主主義を止めたということだ。

おそらくこのまま法案は成立すると思われる。与党案を出すときは、与党案は自民党の方で案を作り、そして党三役がOKを出し、その後、公明党のOKをもらわないといけない。

公明党も山口代表が「賛同の余地がある」とLGBT法案を巡り自民党を評価しているので、このまま国会に提出されて法案成立になる流れがもうできている。

萩生田議員と世耕議員がいけない。保守のように装っておきながら止めなかったのだから。衆院で党三役のうちの萩生田議員が唯一LGBT法案に反対しているように見えていたのに、それを部会長に一任するの御上の一声があり、しょうが無いと通してしまった。

参院に行った時に世耕議員も、今回18対10で反対されている法案を強行突破されているのに、彼のコメントは百点にならないと法案を出さないという政党とは違い、わが党はたとえ70点、75点であっても、しっかり提出をして物事を一本前進させていくとコメントをしているのだ。

法案の内容が70点、75点ではなく反対多数だ。反対多数でもなぜ提出するのか許せない。これは本当にあり得ないことだ。

萩生田議員も政調会長として、今回のLGBT法案の部会は内閣第一部会であるが、その内閣第一部会は政務調査会の中にある部会だ。その中で反対多数なのに押し切って、国会に提出することを止める権限があるのは萩生田議員なのだ。それをOK出したのはどういうことなのか。


■  親台湾派の工作

そして右翼雑誌も右翼言論人も、この萩生田議員の裏切り、この法案ができるまでのカラクリを分かっておきながら、稲田議員をスケープゴートにし、稲田が悪い、稲田の落選運動をしてやると叩き、萩生田議員の罪の隠蔽工作をしている。

稲田議員はLGBT推進派で推進すると宣言をしていた。ところが反対多数だから本来だったら通らないはずだった。稲田議員にそれを通す力はない。その不可能を可能にしたのは間違いなく萩生田議員である。

そしてこの件に関しては、保守派の高市議員もLGBT法案こんなに拙速に決めてはいけないと言わないといけない。高市議員がダンマリなのは萩生田議員に慮っている。

片山議員はきちんと反対をしていたが、女性陣がこのLGBT法案で、女性専用空間である女性用のトイレがどうなるのかについて全く話をしないのはおかしい。

18対10で反対されたのだ。内閣第一部会は政務調査会の中の組織なので、権限が一番強いのは萩生田議員である。萩生田議員が反対多数で通すのはいけないとひと言言えば止まるはずのものだった。

これまでもつくる会の教科書を不採択にしたり、半導体も最初から5G促進法で法案改正の時に、TSMC以外を採択できないような工作をしておいて、日本の半導体産業を強くするために、日本の半導体企業にお金を入れてもらいたいという保守派の願いを散々踏みにじり、さらには女性の権利まで踏みにじる。

それなのに保守派は、右翼の言論人は萩生田議員を庇っている。稲田議員を叩いて萩生田議員の罪を隠蔽工作しているのだ。


■  故安倍氏の思惑

もちろん彼女も批判されてしかるべき面はあるが、もともとは稲田議員も日本初の女性総理のレースに乗っていた。しかし親台湾派が高市議員を推そうとした。

LGBT法案については、安倍氏が総理の時代に左派も取り込みたいので、稲田議員がLGBTをやるという時に止めなかった。

そしてLGBTが始まったら、稲田議員を右翼の言論人に叩かせた。そうすると稲田議員が初の女性総理候補から落ちるので、高市議員を推し易くなったという、党内の誰を初の女性総理候補にするのかの計算もあった。

右派はそれに加担した。高市議員はエルピーダの技術を台湾に移転してTSMC一歩を作っている。萩生田議員はTSMCに金をやると決めて、TSMC一派を救ってきた一味なのだ。

このような事がまかり通っていて本当に良いのだろうか。さらに右派の言論人が親台湾派を慮って事実を歪めている。

少なくとも稲田議員は推進しているが、この件に関しては止める権限があるのは萩生田議員である。反対多数で本来だったら通らないものが通ってしまった。止めなければいけなかった人が止めなかった。それだけの話なのだ。

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