目指せ部誌のクオリティー向上! 講評会で僕たちが見つけた「こうしようかい」
〆切が迫って焦っている和田です。今週は先日行った講評会について書こうと思います。
部誌のクオリティーを左右する難敵「レイアウト」
クオリティーを上げるために必要なのは収録作品の出来だけではありません。コンクール等では「レイアウト」が重視されます。
例えば、今回の部誌では、周囲の余白が大きかったのか、「文章が真ん中に縮こまっている感じ」に……
これまではさほど気にしていませんでしたが、拘ってみると、確かにこういう細かいところも気になりますね。
その流れでページ数を書く位置の話にもなりました。部誌は下真ん中に振ってありますが、大概の本は隅にあるんですね。新しい発見でした。
とまあ、レイアウトの話はそこそこ広がったのですが、思うことは、こんなものは畑違いじゃないかということです。文章を書くことだけを考えて暮らしたい(暮らしたい?)と思うワケです。
レイアウト等のデザインが、コンクールの部誌の評価で要となるのは当然です。なぜって基準が明確ですから。デザインの評価基準は、専ら「人を惹くか、惹かないか」。分かりやすさや斬新さもここに集約されます。
一方の作品、つまり散文、詩、エッセイ等というのは、評価基準が多いうえに曖昧。特に詩なんてものは、主観の塊ですから、評価する方も主観をぶつけるしかないのだろうと思います(最近、詩作に腐心して思いあたったことです)。
というワケで、クオリティーを上げることにレイアウトが非常に関わってくる。それに煩わしさを感じる。これって変なことでしょうか。
これ以上は愚痴みたいになってしまうので止めます。この問題を打破する、一番の方法は……
(PR)新入部員募集中! 超大歓迎!
そうです。文学部では新入部員を募集しています。ちょっと入部時期逃したなアという人も大丈夫です。
部長がチラシを作っていましたが、主に編集に関わりたいという人もどうぞ! 上記のような面白い課題に挑戦したい人をお待ちしています。
また、講評メインで入るのもありかなと僕は思っています。講評してくださる方が増えれば、改善点も見つけやすくなるので……って、結局自分の利益になることばかり言っていますネ。壁に意義あり、障子に利ありとはよく言ったものです(誰が言った?)。
僕の小説の改善点
こんな個人的なことを書いてしまっていいのでしょうか……? でも、講評会のリアルをお伝えするために必要だと信じて、ここに記します。
登場人物が多すぎた
僕が春部誌に書いたのは、昨年夏から、つまり入部当初から書き続けてきたシリーズの完結編です。シリーズといっても一話完結で、今回を合わせて4話しかありませんが、登場人物がなんか増えちゃいました。
前作までに登場したキャラクター8人。ゲストキャラクター7人。合計15人。短編でお祭り騒ぎですね。反省です。
表記のしかたに、改善の余地アリ
具体的には「全財産摩った」。どんな小説書いてるんだと言われそうですが……
ちょっと読みづらいとのご指摘でした。四字熟語に見えたそうです。この前の文章に「全財産を摩った」とルビ付きで書かれているので、こちらには示さなかったのですが、その弊害がこのように。ゼンザイサンマった?
とりあえずこのくらいです。少ない? いいえ、部誌印刷前の校正でかなりいろいろなところに朱を入れているんです。僕の場合は慣用句の使い方を度々誤るので、ご迷惑おかけしております。
他人の目を入れることの大切さを痛感する今日この頃です。また(PR)になってしまうようでいけませんが、文章を巧くなりたい人にはこれほど良い場はありません。どうしても文章が破綻しちゃうよおという方、文学部で研鑽を。
まとめ ~文学部でハッピーライフを~
伝えたいことは、部員募集中に尽きます。ずっとこれしか言ってない!
講評会の成果として、「こうしようかい」をいくつか書いた今回ですが、また同時に、「こうしたらいいんじゃないかい」を言えるのが、ちょっと嬉しいことで、優越感を感じられることです。もちろん一番良いのは自分の作品を褒められることですけどネ。
では最後に、とにかく褒められたい人に、入部を勧めます。褒めてやるよ、いっぱいなッ!
ではまたお会いしましょう。
by 和田ノベライズ
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