一歩 ~就活に悩むすべての学生に勧めたい4日間の体験~
右も左もわからないなか踏み出した一歩。そこには多くの学びと素敵な出会いがありました。
こんにちは。今回就活カレッジ4期生(9/5,6,12,13)としてイベントに参加したふうかです!今回私がこのイベントに参加して学んだことや感じたことを書いていきたいと思います。私と同じように就活に悩む学生の参考になれば嬉しく思います。
就活カレッジとは
株式会社ガイアックスが運営するオンライン就活。そのイベントの一つとして「心から納得できる就活」を目的に開催される4日間の就活対策講座です。各日程ごとにそれぞれ自己分析・ES対策・業界分析・面接対策と充実したプログラムが組まれており、就活の本質を学ぶことでキャリア選択の土台作りに繋がります。
冒険への第一歩
今回のカレッジ。そこに参加するのにはいくつかの条件がありました。
まず、事前説明会に参加し、選考を通ること。そしてプログラム終了後に自分の学びを体験記として残すことなど。就活の準備をバリバリに進めていなかった私はこの条件だけでも「わたしできるかな...」という不安がありました。しかし、実際に参加するとそこには同じ不安を持った人たちがたくさんいました。そして、そんな不安の中一歩を踏み出した仲間たちとの出会いは大きなパワーを与えてくれました。
そんな仲間たちとともに過ごした4日間のプログラム。一日一日が学びで溢れており、新しい知識や戦術を知れる嬉しさやそこから湧き出す就活への自信、そして周りの仲間とともに走る愉しさを感じた日々でした。
このプログラム終了後、私はまた新たな一歩を踏み出すことができました。
勇気を出して一歩踏み出すことは、そこでの学びや自信につながるだけでなく、次の一歩に繋がることもあるということを知ってもらえたらなと思います。
それでは以下に4日間の学びの記録を記したいと思います。
1日目 自己分析講座
「コーチングから引き出される”わたし”」
1日目は自己分析を行いました。今回の自己分析ではコーチングという手法が用いられました。コーチングとは対話形式でコミュニケーションをとる中で考え方や特徴への気づき・発見を生み出すというもの。”答えはいつもあなた自身の中にある”ということを前提とし”聴く”ことから相手の個性を引き出していきます。約4時間のワークの中でペアとインタビュー形式でひたすら引き出し合いました。ここで不思議だったのは初めて気づく「わたし」の存在です。対話をするということは向こう側の観点から問いがやってきます。例えば一人で自己分析を行っていると、私の見ている”わたし”の中から問いを投げかけるため出てくる答えは既に知っている範囲なことが多いです。しかし対話となると問いは相手の見ている”わたし”からやってきます。つまり、自分には見えていない部分を知ることができるのです。そしてその問いに答えると、その答えを見た相手からの問いがさらにやってきます。こうして自己分析はどんどん私の知らない”わたし”が引き出されていくのです。
2日目 ESの書き方講座
「4W+1H+STAR すべてはときめき」
私はESなどを書くとき、とても構えてしまいます。良いことを書こうということばかり求めてしまい、何から書いたらいいのかわからない上に結局伝えたいことが明確になってない。そんなこともしばしば... 今回の講座では伝えるというところにフォーカスを置きそのノウハウを中心に中身のクオリティを上げるコツを学びました。
そのコツというのが4W+1H+STARというもの。主にガクチカを書く際に参考になります。まず、4W1Hは英語と同じです。
What・・・何を頑張ってきたのか
Who・・・誰とやったのか、何人でやったのか
When・・・いつの話なのか
Where・・・どこでの話なのか
How・・・どのようにやったのか
次にSTARとは文章の構成のコツです。
Situation(状況)
Task(課題)
Action(行動)
Result(結果)
この4つを意識すると相手への伝わり方が格段にあがります!
ぜひ皆さんこれらを活用してときめき溢れるエピソードを伝えましょう。
3日目 業界分析講座
「自分の軸に合う企業の見つけ方・選び方」
業界分析。わたしが就活をする上で最もどうしたらいいかわからなかったところです。私の問題として圧倒的に企業への知識が少ないということです。志望企業を考える前に選択肢が少なすぎる。しかもその数少ない企業でも具体的に何をやっているのか、どういうことに力を入れているのか、どんな人材が求められているのか、ぜんっぜん知らなかった。
今回の講座ではそんな私にスマートに企業を知っていく”いろは”を教えてくれました。
「企業の4P」
4Pとは
Philosophy(理念)
People(人・組織)
Profession(事業・仕事)
Privilege(特権・制度)
のこと。世の中にある企業はこの4つのバランスがさまざまです。企業を見ていくとき、これらのどの部分を推している企業なのか。そして自分が大事にしたいのはどの部分なのか。自分の軸と相談しながら見ていくといい出会いに繋がるはずです。
「外見『だけ』で判断しない」
企業は様々な事業を行っているところがあります。しかし、一般的に私たちの目の前にはその一部しか映っていないところも少なくありません。
例えば、FUJIFILMという会社は一般的にはカメラのイメージが強いですが実は化粧品事業も行っているということ。
また”ひとのときを、想う”でおなじみのJTは日本たばこ産業株式会社であることもCMなどからは想像がつきにくいのではないでしょうか。このように就活では実際の企業の姿を知ることが大切だということです。
そこでおすすめの情報収集サイトが”バフェットコード”というもの。企業の情報が分かりやすく記載されている超おすすめサイトです。
その他にもSNSを活用した情報収集が効率の良い企業分析のカギだと教えてもらいました。
4日目 面接講座
「等身大の自分で伝える」
カレッジ最終日の4日目は面接講座です。
面接で見られるものは主に3つ。思考力,完遂力,組織力です。この3つを基に面接官は質問をしてくるということ。よって、この3つを意識し自分のこれまでを振り返ってみることが大切になってきます。その分経験や成果は宝物となりますがあくまでもそこに囚われすぎず、等身大の自分として語ることが良いのかなと思いました。その中で相手に伝わりやすく、STARなどを活用しながら話の軸(ポイント)をしっかりと。カレッジではグループに分かれ、それぞれ面接官と志望者になりきり面接練習を行いました。実際に面接官をやってみるといかに”伝える”ということが大切かがよくわかります。どれだけすごいことをしていても、話の論点がバラバラだと全く伝わらないのです。また、自分の言葉で話していない人の話はそこに想いが詰まっておらず、どうしても味のしない事実だけのように聞こえてしまいます。
等身大の自分で相手に伝える。
私はユーモア溢れる人間と感じてもらえたら勝ちかなと思いました。
おわりに
今回の4日間は私にとって本当に貴重な時間となりました。多くの学びがあったことはもちろん、素敵な出会いや自信を手にし次への一歩を踏み出すきっかけになりました。
ここまで長々と書いてきましたが私が伝えたいことは一つです。
何かに一歩踏み出すということ。
このカレッジはもちろん素晴らしいですが今私たちの周りにはこれ以外にも素晴らしい経験や学びができるチャンスが転がっていると思います。
どんな小さなことでも構いません。勇気をだして一歩を踏み出してみてください。きっとそれが冒険のはじまりです。
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