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V名人戦 サメ視点の観戦総集記
お久しぶりだ。色々やっていたら休養せざるを得なくなったので、しばらく発信がなかったのはご容赦願いたい。さて、今回はV名人戦第2期において、自分の対局は前回までの記事で振り返った。ので、他人の対局のうち、特に印象に残った参加者、あるいは棋譜をいくつか取り上げつつ、観戦者的な視点で振り返っていきたいと思う(敬称略)。なお、選定基準は感情のゆらめきである。
(え?まだ名人を決める戦いが残ってるって?それは誰か記事にするでしょう?)
詳しい対局内容が知りたいという方は、ぜひ上記リンクより公式ホームページを参照されたし。
①未良々桂
この人の将棋は田中芳樹先生の作品、銀河英雄伝説の登場人物で例えるところのビッテンフェルト上級大将である。無理っぽい攻めを無理やり押し通す様は将棋よりポーカーのほうが向いているんじゃないか?とも、アレで勝てるなら将棋は苦労しないんだよなあ、と苦笑いもさせる、非常にキャラの立つ将棋を私に見せてくれた。拍手。
なお、本選で当たることはなかったが、裏で対局もした。棋譜はあえて乗せることはしないが、蛮族だねこれは。というのが感想であった。
②公人直人
この人の真に見るべきところは棋力というよりも気力である。少しばかり悪くなっても(少なくともはた目にはそう見えても)虎視眈々と勝負を狙うその指し手の粘り強さは、将棋は棋力より気力と言われることもあることを思い出させてくれる。拍手。
③ぽやーじゅ
勢いが良い。良すぎるのだ。
~問題のシーン~
Q.16手目で銀損をしてしまったこの将棋、どっちが勝つのだろう?
A.何故か銀損した側が勝つのである。勢いというものは恐ろしい…
勢いはさておいて、ボードゲーム自体に対する基礎体力はかなりのもののように思える。今後の棋力の成長に期待だ。
④もるすこちゃん
「もるすこ流」と名乗る、奇怪な戦法(?)をひっさげて戦うもるすこちゃん。薄い玉ですぐ寄ってしまうという将棋が開幕局ではあったが、定跡化されているような固めあう将棋では別人のように強かったのであった。
真似をするか、出来るかどうかはさておき、将棋を楽しんでいる感じは伝わってくるのであった。ゲームなんだもの、楽しめればさしあたってはそれで良いのだ。
~後記~
書いていると、人の将棋を見るのもまた面白いものだと再確認した。
全 員 紹 介 !(スマブラ風)
したいところだが、まあ後半で筆が雑になりそうなのでこの辺にしておく。
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