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ポテトチップスが食べたいから見る映画。


皆さんは、普段スナック菓子を食べますか?

私は、チョコレート派で、小さい時からあまりスナック菓子を食べなかったんです。

でも、今は、サワークリームオニオン味のポテトチップスか、ドリトスを常備しています。何故ならば、

それに合う映画を見るために。
ロバート・ロドリゲスですよ。
クエンティン・タランティーノですよ。

むしゃくしゃして帰ってきたら、マチェーテが見たいでしょ。ドリトスバリバリ食べながら、コーラ飲みながらマチェーテですよ。これが一番効くんですから。カウチポテトになるのが人生の醍醐味と言っても過言ではあります。…けど。途中まで書いて「いや醍醐味は言い過ぎか」って思って軌道修正しちゃった。

そんなことしてたら逆にポテトチップス食べる時はそういう類の映画を見ないといけない。なんか…なんかもったいない!と思うようになり、

もはや、ポテトチップスが食べたくなった時は、食べる為に映画を見るようになりました。

というわけでまずは、グラインドハウスのお話から。

「グラインドハウス」(2007)

監督はクエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲス。

グラインドハウス

ずいぶん前に見たのですが、大好きな作品。
タイトルのグラインドハウスとは60〜80年代あたりにあったB級映画を二本立て上映している映画館の事。多分、エド・ウッド監督作品とか流してたのかもね。

70年代あたりの映画館の雰囲気を楽しませる為に、
1本をタランティーノが「デス・プルーフ」を撮り、
1本をロドリゲスが「プラネット・テラー」撮って二本立てにしたものです。

映画が始まる前の予告編、2本目に入る前に挟まる予告編も
フェイクトレーラーです。
そのフェイクトレーラーの1つを本当に映画にしてしまったのがマチェーテ。

グラインドハウスについては長くなるので別記事にまた書きます。

順番通り行った方がいいですが、まずはマチェーテの話です。
もう私はマチェーテの話がしたくてしょうがないのです。

「マチェーテ」(2010年) 105分 アメリカ
ロバート・ロドリゲス監督

前にフィルマークスに書いた感想を一回、ここに置いておきますね。

マチェーテ

「ストレス限界値でクソブチギレキルゼムオールモードの時に感情どうにかしたくて見たんですけど、なんかもう最初のブチ殺し生首ゴロゴロシーンの時点でスッとしてなぜか

「ありがとう。ロバート・ロドリゲス。
ありがとう。ダニー・トレホ。」
という謎感謝独り言が口からこぼれ落ちました。

なんも考えないで観れるアホ映画ですが、
一応移民問題もね、扱ってますけども。

内容はほぼ無いに等しいってか、シンプルでわかりやすいので、頭使わなくてすみます。

なんかもうクッッソはらわた煮え繰り返ってる時にみてください。ペパーミントくらいスッとします。

元々見よう見ようと思って観れていなかった作品なのでこのタイミングで観れて良かった。効能がすごい。

とにかく爆発と血がブシャアってなるだけです。
狙ってくだらなすぎてわろけるシーン結構あります。

兄貴のシーンは死に様まで面白いです。イエスの十字架なのはわかるけど、なんか幻影旅団のシャルナークの死に様思い出しました。ゾロアスター教の鳥葬みたいな。

シャルナークかわいそう。


グラインドハウスがとにかく好きで、プラネットテラーもデスプルーフも好きなんですけど、間に挟まってるフェイクトレイラーの一つをちゃんと映画にしたものなので、YouTubeでフェイクトレイラーもっかい見てみたら、ちゃんとトレイラーのシーン入れてて笑いました。

こっちがフェイクトレーラーの方です。


あのシーンいつくんだろって思いながら見れます。神父の「神には慈悲があるが、俺には無い」ってセリフ笑う。

まじ全裸美女2人のお色気シーンまさかの片方リンジー・ローハンになっててウケる。ジェシカ・アルバもかわいい。

最高なリンジー・ローハン

デニーロのクソしょぼっぷりも
セガールの刺されてからも長台詞&ハラキリも
全体的にB級のベタベタな「殺されてからよう喋る」が良いですね。

あとバカ映画特有の無駄お色気シーンもいいですね。おっぱいいっぱい見れます。
おっぱいとおしりと爆発と銃とナタと血の映画です。
ミシェル・ロドリゲスの武器めっちゃ重装備なのにめっちゃ軽装備な布面積もいいです。

クッソどうでもいい地球爆発しろよもう。
くらいの時にみると良いと思います。
元気になってよく眠れます。
カモミールティーとかアロマキャンドルみたいなもんです。ストレスを溶かして癒しを得れます。」

よっぽどイラついていたんでしょうね。
でも効能が確かだった事を覚えています。
だってもう何に怒ってたか思い出せませんもん。
ほぼ効き湯ですね。

そして、最近続編のマチェーテ・キルズを観ました。
ブチギレ散らかしていたわけではなく、
ポテトチップスを食べたかったからです。

次回はマチェーテ・キルズの感想文です。

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