適応障害とはんこ
仕事を辞めて4年ほど住んでいた大阪を離れて、実家の福岡に帰ってきた。
ここ4ヶ月で起こったこと↓
上司にセクハラされる
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内密を前提に(相手に部屋番号まで割れていたため)人事総務部に報告
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事前相談なしで上層部にまで報告書が行き渡り社長にまで回し読みされる
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退職希望を上司に言っても無駄に引き留められて会話がストレスになり適応障害になる
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休職の後そのまま退職
今月頭から労働局を介して慰謝料を払うよう会社側に文書で連絡しているが、
曖昧な返事で未だに正式な回答は来ていない。
終日吐き気が止まらず抗うつ剤をを飲んでいた休職中と比べて大分元気になったものの、以前より明らかに情緒が不安定になってしまった。
また、些細なことで異常に落ち込んでしまい「こんなになるならいっそ生まれてこなければよかったな」マインドで今過ごしている。
私には10年以上続けてる趣味がある。
消しゴムはんこ。
中1の頃から始めて、好きな漫画のコマとかをこんな感じでせっせとハンコにしてニコニコしてるオタクだった。
大学に入ってからは制作ペースは落ちちゃったけど、
この趣味がきっかけで出来た友達もいるし唯一自分に誇れる趣味だった。
この間著しく気分が落ち込んで「自分が死んだ時周りが困るものは全部捨ててしまえ」状態になってしまい、100均の書類ケース6個分ぐらいにびっしり保管された今までの自分が彫った製作物をざかざかゴミ袋に入れた。
気分が落ち着いた後、26歳の自分に頑張って作ったものを乱暴にゴミ袋に入れられた中学生高校生の自分が可哀想で、全部自分がやったことなのに謎に涙が出てきた。
そんなこんなで気分転換も兼ねて、
昔の自分を思い出しがてら昨日から消しゴムをほじくって無職ライフを謳歌している。
昔に比べると線がぶれているけど、
デザインナイフを持っている間は頭の中が平坦になって落ち着いて、
刃を進めるとやっぱりすごく楽しい。
オタクのニコニコ顔に少し戻った。
しばらくはこの独自セラピーでどうにか生きていこうと思う。
自分の存在を祝福してこない世界にはせめてわけわからんもんたくさん残して天寿を全うしてやりたい。
なお、大量の消しゴムが入ったゴミ袋は今ドアストッパーとして役に立っている。
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