フカサワヤ文庫 2019.8月篇
今月は乃木坂文庫から、新しい読書の扉が開いた月だった。
エコイック・メモリ/衛星を使い、私に/アルゴリズム・キル(結城充考)
「その場その場で、するべきことをしていればいい」
第4弾の「アルゴリズム・キル」では、その閃きと行動力により、捜査を前に進める力を持つ女性警官クロハにも、組織人として、自分が希望しない部署に配属され、適性のない仕事をしなくてはいけない時期が訪れた。それでも、彼女は、腐らず、その場その場で自分がすべきことをし、その結果、最終的には捜査に参加することになり、自らを危険に晒しながらも、事件を解決に導いていく。そのクロハの仕事に対する姿勢は、見習いたいと思った。
お〜い!竜馬 13〜14巻(完結)
友達に借りていた漫画を読了。泣いた。竜馬のように、既成概念にとらわれない考え方を持っている人間が、結局周りを巻き込み、時代を創っていく。しかし既成概念にとらわれないからこそ、敵も多い。最後に恩師である勝海舟に会えずに、殺されてしまったのは無念だろうな。竜馬も人との出会いにより、運命を変えていった人。やっぱり天狗との出会いと、その時の竜馬の関わり方が、大きい。
大家さんと僕これから(矢部太郎)
前作も読んでいたので、続編も購入。矢部さんも、大家さんとの出会いと、その関わり方で、人生を変えている。前作も貸した職場の友達が読みたいと言っていたので、ただいまレンタル中。
学園ベビーシッターズ1〜19巻(時計野はり)
子育てをテーマにした漫画を読むのはライフワークの一つ。泣いてデトックスできるのがよい。これについては改めてまとめてみようと思う。子育て漫画の原体験は多分、赤ちゃんと僕かな。昔全巻持っていたが、実家に置いたまま、廃棄になったので、改めて全巻揃えたい。あと料理に関する漫画も集めている。こちらも改めて紹介したい。
逃げるは恥だが役に立つ 10巻 (海野なつみ)/メタモルフォーゼの縁側 3巻 (鶴谷香央理)
どちらも続きを購入。逃げ恥はもう続きないと思ってたから、展開にビックリ。でも確かに現実は、結婚はゴールじゃなくてスタートなんだよな。百合ちゃんのその後、これからさらに展開を期待。メタモルフォーゼは友達に年齢は関係ない、好きなことを語れる相手がいたら、頑張れるってことを想い出せる。
糖質オフの満足弁当で夫婦ともに3か月で10キロヤセました(ゆきりち。)/帰ってすぐラク1時0分で2品!やせる糖質オフレシピ(前川智)
だんなとゆるく低糖質生活を始めたので、参考に本を購入。まあ、弁当も夜ごはんも作れたら痩せるよねー。仕事しながら毎日ごはん作るハードルがね、やっぱり高いよね。とりあえず低糖質な食材を覚え、レシピ活用しながら、やってます。
ありがとう、さようなら(瀬尾まいこ)
現役の中学校教師が、リアルタイムで学校生活を綴ったエッセイ。二冊買ってしまったので、よかったら、と人からもらった本。サラッと読めるエッセイで、心に留まらずに読み流してしまいそうなところを、北村浩子さんの解説によって、心にピンが刺さった。そして、本棚をよく見たら、乃木坂文庫にまた縁があった。こういうリンクがあるから、読書はおもしろい。
またこのツイートをきっかけに北村さんがコメントをくださり、彼女のwebエッセイにも出会えた。
今日も、日本語学校で(web集英社文庫)
http://bunko.shueisha.co.jp/serial/kitamura/01_01.html
今後はツイートするとき、#フカサワヤ文庫 つけていこうかな。まとめの時にツイート見返すの地味に時間がかかる(笑)
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