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五月病だか、スランプだか、なんだか。

思えば10連休の前から体調を崩していた。連休中も一進一退、明けても風邪をひいたり、PMSと戦ったり。そして、なんだか仕事で一向にスイッチが入らない自分に気づいた。

そして、ついに読書にも、その影響が出始め、実用書が読めなくなった。

できない自分から目を背けたいのか、現実逃避するように、ひたすら漫画や小説を読むようになった。

とにかく仕事に身が入らず、一旦リセットしたくて有休をとり、ひとり美容院に行ってみたりした。

しかし、一時的にはリセットできたと思ったけれど、やはりダメ。体調も崩し、その週はさらに1日休むことに。

なんとかしたいのに、どうにも抜け出せない。そんな中、少し前に購読した、しいたけ.さんの記事を思い出して読み返し「スランプさんがきてるんだ、仕方ない、時間が過ぎるのを待とう」と思おうとした。

しかし、考えなくてもできていたことがうまくできなかったり、2時間で終わるはずの仕事が1日がかりで終わらなかったり。ずっと低空飛行の自分に自己嫌悪が募るばかり。

結局、仕事をあきらめ、ひたすら物語の世界に没入する日々。

そんな中、ひとつの記事を読み、浮上のヒントを得る。

また小説に浸り泣くことで、気持ちのデトックスが進んだ気もする。

そして、今朝Twitterのタイムラインに流れてきたものすごい愛さんのツイートを見て、ぐっときた。

思い返してみると、3月、4月と、プロジェクトの目標の実現のために、自らイベントを提案した手前、ずっと気を張っていた。なんとか2つイベントをやり切り、自分には無理だと思っていた山を越えたことで、その反動で脱力してしまったのかなと思う。

しかし、まだあと1つ、イベントをやらないといけない。でも正直もういい、十分、お腹いっぱい、という気持ちになっていた。でも言い出しっぺだし、誰かに渡すのは無責任では、と悶々としていた。

そんな中、今日たまたまランチを一緒にしたプロジェクトのメンバーにそのことを相談すると、やりますよと言ってもらえた。自分で作った仕事を他の人にやってもらうことにものすごい抵抗があった。予算もついていない、みんな自分の部署の仕事がある。そんな中で「手伝って」とはいえるけど、「これをやって」と渡すことがなかなかできず、キャパオーバーになっていたのかもしれない。

イベントの企画運営はやってみて、ものすごく勉強になった。でも、ぶっちゃけ、やってみたからこそやっぱりイベントの運営自体は、苦手だなあと実感した。

「得意な人がやればいんですよ」と彼女は言った。

ああ、人をもっと頼ればよかったのか。自分がやるしかないと思い込んでいた。チームや仲間と、もっと分け合えばよかった。

ひとりで持っていた重い荷物は、周りを見渡したら、一緒に持ってくれる人がいた。

私は私が得意なことで全力でフォローしよう。

そう思ったら、ようやく前を向ける気がした。気づけば、五月が終わろうとしている。


お世話になったnote




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