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【思ったこと】辞書を引かずに書いた

久しぶりに書きたいなと思ってnoteを開きました。なんかここ数個くらい、「久しぶりに」から始まる投稿ばっかりな気がする。なんて筆不精なやつだ。
筆不精て。別に筆を使って書いているわけでもないのに。なんか自分で打ってて鼻についてしまった。
今言うとしたらなんなんだろう。キーボード不精なのかな。キーボードに精が出ないってどういう状況なんだろう。そもそも精が出るという熟語がとても日本語らしいものなんだから、キーボードという単語と相性が悪いのも当たり前だ。

じゃあ何かな、キーボード・ノットゴーイングアウト・精 とかかな。
いや違うな。どう考えても違うな。多分これフェスに異常に強いバンドだな。
自分なりに考えてみたけど、「出ない」を「ノットゴーイングアウト」と訳すあたりに隠しきれない精一杯さがあって見てられないわちょっと。「精一杯」て。もう無意識に使う言葉にすら出てくるやん精。ポジティブな日本語における精の活躍具合たるや、戦国時代の本多忠勝を彷彿とさせるものがある。

そもそも精ってなんだ。よく考えたらだいぶ曖昧なものの気もする。「気持ち」とか「やる気」みたいな類のものなんだろうか。じゃあ「気持ち」とか「やる気」でええやんと思ったりもしちゃう。「精が出るねえ!」より「やる気あるねえ!」の方が、絶対に受け取る側だって気持ちよく返事ができるはずだ。「やる気あるねえ!」の時は「はい!ありがとうございます!」と言えていた子だって、「精が出るねえ!」と言われたら「はい!、、、ありがとうございます、?」くらいのデクレッシェンドは起こすと思う多分。

当たり前にあるのに「なんとなくポジティブ」くらいのニュアンスしかない言葉。ここの詳細な部分はちょっと誠心誠意考えてみたい。

「誠心誠意」て。ここにきて「精」じゃない「せい」が当たり前に2回出てくんのちょっと怖い。ほんで意味的には「精一杯」とそんなに変わらない気もする。

日本の熟語において「せい」のポジティブに占める割合はそれなりに高いのかもしれない。よく考えたら空手とかでも「せい!」って言うし、あれも多分漢字に変換したら「精」なんじゃなかろうか。
現象に名前をつけるとしたら、「ジャパニーズポジティブ・せい」みたいな。
絶対違うな。声の大きいピン芸人だ多分。

ほんとは冬の話とかしたかったのに、まさか自分でも筆不精でこんな考えられると思ってなかった。
いや考えれてるわけでもないか。議論は1ミリも前進してなかった気もする。

結局なんて言うのが正解なんだろう。逆に全部漢字にした方がいいんでないか。
打盤不精 みたいな。
いや違うな。これ古代中国の文人が隠居生活で書いた日記の一節だな。

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