男性には理解不能!? 女性オタクの生態
同じオタクでも男性と女性でどうしてこうも考え方が異なるのか…。
二項対立形式で説明しようと思います。
推しの結婚、スキャンダルに対しての男女の違い
オタクなら避けては通れない? 推しのスキャンダルや結婚報道。
男性オタクはそれらの情報を知ってしまった時点で興味を失い、お金と時間を費やすことを止めてしまいます。
一方、女性オタク――特に推しをの存在を「奇跡」と捉える程の熱烈タイプの場合は、スキャンダル=推しへの愛情を試される試練と感じ、さらに信仰を深めることが多くなっています。
卒業に対する男女の違い
男性アイドルグループの場合はどんなにメンバーが減ろうが仲が悪かろうが、デビュー後に新規メンバーが加入する例は滅多にありません。
また、あくまでも推し>グループのため、推しが卒業するとグループへの熱量が下がってしまうこともしばしば。(推しがいないグループなんて意味がない)
一方、女性アイドルグループは大所帯ということもありメンバーの卒業や加入は日常茶飯事。
推しが卒業しても、そのグループでまた新しい推しを見つけることも少なくありません。
同性同士の恋愛コンテンツへの男女の行動の違い
BLを好む女性オタクは男性同士のただならぬ関係に現実を超越した真理を見、運命や永遠といった崇高さに溢れ出る萌えが止まりません。
推しはサンクチュアリ。神聖なものを汚してはならないとして、自分の気配は徹底的に排除するのが鉄則です。
そのため、観察者になりたい(=壁になりたい、天井になりたい)というような感想が多発します。
百合を好む男性オタクは女性同士の関係に性欲にも似た萌えを覚えます。そのため、自分の気配は消さず接近したいと思うのです。
できれば二人の間に入りたい実行者タイプが多いのも特徴です。
ただ、昨今の風潮としては百合の間に挟まりたいと発言する男性を迫害する動きも見られ、少数派になりつつあるかも?
男性には理解不能!? 腐女子の生態
腐女子は本能的に推しキャラをカップリングできる
腐女子の皆さんは大きく頷いてくれる自信がありますが、多くの場合推しと推しを取り巻く人物の相関図を把握した時点でこの子は攻め、この子は受けといった役割分担が自動的に行われます。
中には慎重派な腐女子もいますが、基本ある程度の攻め受けの見通しは立っており、あとは己の仮説を立証するべく証拠探し(ストーリー展開の様子や周りの言動など)を行って確信づけていく、といったフローを辿ります。
腐女子は自分から気持ちは語らない
また、腐女子同士は「萌え」「尊い」だけで意思疎通が可能なため、わざわざ細かく定義し、言語化する必要を感じません。
「背中を見て学べ」と言わんばかりの昔ながらの職人気質なのです。
そんな腐女子を理解するためには…
多くの男性には理解できないと思われる「関係性萌え」。
自分の尺度に強引に位置付けてみても乖離が発生してしまい、「どうせ理解できない」と諦めてしまう前に、まずはBL以外のコンテンツからヒントを得てみましょう。
男性が「関係性」「箱推し」の概念を理解するには語学のように繰り返し勉強するしかありません!
男性でも分かりやすいBL レベル1
暴力、特殊性癖、ギャグ
エロが多めでも、視覚的に理解できると思います。
尖った性癖は分かりやすいため、共感はできなくても理解はできるしょう。
ギャグが入っていると、それだけで読みやすさのハードルが下がります。
はらだ先生の作品はおすすめの鉄板です!
男性でも分かりやすいBL レベル2
ピュア系かドロドロ系のどちらかに振り切れている
エロ描写が多めでも、段階を踏んでおりなぜそこに至るのかがきちんと描かれていれば納得できるでしょう。
ピュアな作品はエロ描写がなく少女漫画のように読むことができるため、ファンタジー耐性のある男性であれば楽しめると思われます。
男性でも分かりやすいBL レベル3
女性は最も薦めたがるが、多数の男性には地雷かも?な上級者編
女性ならいの一番に薦めたい、王道BL。
攻めの俺様っぷりや無理やり加減、受けに対する嫉妬…。
心理的についていけず、物語に浸りきれない男性が多いことが予想されます。
たいがいの男性は裸の男性が出てくるところで躓いてしまうため、これが読めたら上級者。
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