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イタリア優勝の影の立役者?マンチーニ監督の40年の戦友と『イタリアの兄弟』の話。

花璃です。
今日はこの辺の続きです。

イタリア代表の試合を観ていると、マンチーニ監督がやたらイカツイThe・Italianなイケオジと並び立っていて
「LEONの表紙かよ笑」
って思っていたのですが、最近しょっちゅうYouTubeにこの二人の動画がオススメされて来てイケオジの正体が分かりました。

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ジャンルーカ・ヴィアッリ選手というマンチーニ監督のサンプドリア時代の同僚で、大金持ちの家に生まれて60部屋ある城で育ち、16歳でプロサッカー選手になり、現役時代の最後はチェルシーで終えたというなろう小説もびっくりのお方です。

サンプドリア時代はマンチーニ監督とツートップで得点しまくって『双子のフォワード』と呼ばれ、スクデットやイタリアカップ優勝し、サンプドリアの黄金時代を築いた戦友らしい。

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サンプドリアといえば、我らが日本代表のキャプテン、吉田麻也選手の所属チームですよね!
イタリア語版Wikipediaによる↓と、

2019年の3月にイタリアのEURO2020アンバサダーに任命され、2019年11月からはマンチーニ監督の指名でアッズーリ(イタリア代表チーム)の監督補佐兼雑用係として活動されていたらしい。
20年以上ロンドンに住んでいて英語が達者なので、遠征の雑事やベンチ入りしてムードメーカーとしてマルチに活躍してマンチーニ監督を支えていたとのこと。

Dirigente
Il 9 marzo 2019 viene nominato dalla Federazione Italiana Giuoco Calcio (FIGC), insieme a Francesco Totti, ambasciatore italiano per il campionato d'Europa 2020.[104]
Dal novembre 2019 entra nei ranghi della FIGC come capo delegazione della nazionale italiana, allenata dall'ex compagno Roberto Mancini.[105] Con questo ruolo — ufficialmente da dirigente, ufficiosamente da consigliere e factotum per l'amico fraterno Mancini e per gli altri elementi del gruppo azzurro[106][107] —, nell'estate 2021 (dopo il rinvio per la pandemia di COVID-19) prende parte alla vittoriosa spedizione italiana al campionato d'Europa 2020,[108] distinguendosi peraltro come figura di spicco dello spogliatoio oltreché, a livello umano, come «esempio vivente» per tutta la squadra azzurra.[106]

現役時代を終えたチェルシーのスタジアムのすぐ近くに今も住んでいるんだって!

実は、ESPN UKのフランス人コメンテーター、フランク・ルブッフ氏とチェルシーのチームメイトだということも発覚!
ちょっと雰囲気似てるよね…。(ルブッフさん↓)

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ヴィアッリ氏は引退後少し監督業もやっていたみたいですが、最近では膵臓癌で闘病生活をされていたっぽいです。2019年の年末くらいから病状が落ち着いたのでヘルプに入ってくれたらしい。

おっさん萌えのslasherが付いているらしく、ワシに様々なイメージビデオを見せてくる↓。

いや、普通に萌えるけどs/ashまで行くとちょっと大分違うんで…( ;´Д`)
勘弁してください(>人<;)
つーか、マンチーニ監督謎にs/ash人気っぽい(ガチゲイなのかnmmn腐なのかわかんないけど)。
ちょっと清潔感のあるイケオジでサッカー選手だけど知的な雰囲気あるし、いらっちっぽいのに冷静沈着なとことか(でも苛立ちを隠さない)、意外に勝負師なとことか、ああ見えてストライカーなとことか、萌えポイントはたくさんあると思うけど。

一番推せるのはあんな「無頓着です」みたいな髪型してるのにお洒落なこと!

髪型もよく見ると、いろんなバリエーションがあるけどショート〜ミディアム(?)のレイヤーヘアでこだわりがあるのかも。

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イタリアってあんまり寒くないからと思うけど、マフラーの巻き方がお洒落感漂うよね…。(わたしの住んでるど田舎はマフラー=ガチの防寒よ)

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街角からこんなん歩いてきたら、かっこよすぎて心臓止まるわ!↓

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マフラー見ると冬っぽいけど、コート無しなのは伊達男のやせ我慢なのかなんなのか。
マンチーニ監督は、脱いでもすごいらしい↓。

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50代半ばでこのボディはマジですごいよ。
ちなみにBOBOことクリスティアン・ヴィエリのわがままボディ(使い方合ってる?)がこちら↓

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わがまますぎるやろ笑
今調べたけど、わがままボディってボン・キュッ・ボンのナイスバディのことなの?

「わがままボディ」の意味
わがままボディとは、一般的に「メリハリのある体つき」のことを指します。バストやヒップはしっかりと存在感があるのに対し、ウエストや足などは引き締まり、バランスの良い体でなくてはいけません。ただ脂肪の多い体では、わがままボディとは言えないでしょう。
一方で、「気の向くままに太りすぎてしまった」状態をわがままボディと言う場合もあります。これはもっぱら自虐的な意味で使われることが多く、前者とは大きく意味が異なるため注意しましょう。

「わがままボディ」の由来
わがままなくらいにセクシーな体、という意味の「わがままボディ」ですが、これはグラマラスな状態を指す「豊満」という言葉と、わがままという意味の「放漫」をかけてできた言葉だと言われています。
また、このような完璧なボディの持ち主なら、男性は夢中になってしまうでしょう。わがままや希望をなんでも聞いてあげたくなってしまう、そんな体のことを言うのかもしれませんね。

好きなだけ食べ放題飲み放題してる『だらしないボディ』って意味で使ってる文例しか見たことがなかった( ;´Д`)
2002年、2006年W杯のアッズーリ黄金時代の誰か(有力候補はカンナバーロかピルロ辺りかな?)が代表監督になったら、ヴィエリもスタッフになってオーストリア育ちの英語力を発揮するんだろうか?

ベスト16のオーストリア戦の日がヴィアッリさんの誕生日(6/14くらい?)で、祝弾ゴールでお祝いしたりしてたんだって。

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クールなマンチーニさんよりも隣にいるヴィアッリさんの方がリアクションがThe・イタリア人なので目立ってましたね↓。

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選手との橋渡しやマネージメント上の雑事を一手に引き受けてくれたヴィアッリ氏がいたからこそマンチーニ監督は選手たちとの関係もスムーズで、戦術面に集中できたと思うので、マジでナイス人選だったと思うなぁ。

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サンプドリア時代にチャンピオンズリーグ(?)の決勝を逃したウェンブリーでの雪辱だったんだって!

ヴィアッリさん以外にもコーチとかスタッフはサンプドリア時代の仲間で固めてたみたいで、そういう上の人たちの一体感がこのノリに繋がったのかもしれない。

まさにイタリア国歌の『イタリアの兄弟』(Fratelli d'Italia)ってこういう感じのノリなんだろうなって思った。

イケイケ感がすごい。
ちなみに、同名の右派政党もあるらしい↓。

Fratelli d'Italia, イタリアの兄弟たちよ
l'Italia s'è desta, イタリアは目覚めた。
dell'elmo di Scipio スキピオの兜を
s'è cinta la testa. 頭に被って
Dov'è la Vittoria? 勝利の女神はどこだ?
Le porga la chioma, ???
ché schiava di Roma ローマの奴隷として
Iddio la creò. 神が創造した

Stringiamoci a coorte, 隊を組め
siam pronti alla morte. 死ぬ覚悟はできている
Siam pronti alla morte, 死ぬ覚悟はできている
l'Italia chiamò. イタリアが呼んでいる
Stringiamci a coorte,
siam pronti alla morte.
Siam pronti alla morte,
l'Italia chiamò! Si!

いい歌なのに、右派政党の色がついちゃうのはちょっと勿体ないな…。
ちなみに緒戦の予選リーグトルコ戦はこんな感じ↓。

まだ自分たちの実力に半信半疑な感じが良いですね。

マンチーニの"You know what you are"はイタリア代表だからこそだよね。

名将マンチーニ監督の事前ミーティングがまさかの森保ピー監督と同じとは…。

森保監督の選手任せは職務放棄↓だと思ってんだけど、欧州王者も同じなんだね( ;´Д`)

っていうか、そもそも『ジャパンズウェイ』田嶋会長の理想は「ベンチを見ないイタリア代表」で、森保ジャパンはJFAのジャパンズウェイの理想型らしい。

こちら↓の田嶋会長のご著書の一番最初のページだそうです。

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ピッチ上の以心伝心でフォーメーションが動かせるのは、イタリア男のBrotherhoodみたいなのがあってこそなのでは?と思いますね。

花璃。



海外住み主婦のゆるオタ生活について時々発信します。