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映画『長崎の郵便配達』

谷口稜曄さんは、長崎での修学旅行の平和学習で
お話してくださったのを思い出しました。

「人の痛みのわかる人間になってください」

小学6年生の自分が見たこと聞いたこと感じたこと。
大人になったいまでのよく覚えているし、
忘れないように長崎へ行ったときは
原爆資料館に行くようにしている。

映画の中であった被爆当時の証言
「落ち葉のように白いものが舞って落ちて動かなくなった。
さっき手を振った子だった。」
何度見ても胸が痛くなる焼けただれた背中

怖い気持ち と 悔しい気持ち と 怒り と
いろんな気持ちが混ざって複雑になる。
ずっと涙をこらえていた。でも何の涙なのか。

絶対にこれは繰り返してはならない。
のだが、いまそれが再び繰り返されるのではないか。
という不安がある。

どうすればいいのか。

核兵器のボタンを押すことの結果は知ることができる。
あの雲のしたで奪われた何万という命、人生、一日があったということ。
証言を聞くこと。見ること。
そして伝えること。
行動すること。

すべての為政者には、ヒロシマ、ナガサキで起きたことを
その目で見てほしい。
人の痛みのわかる人になってほしい。

被爆者の平均年齢が84歳を超え、
声が聴ける機会も少なくなっている。

今度は私たちが「郵便配達」として
メッセージを伝えていかなければ。

ノー モア ヒロシマ
ノー モア ナガサキ
ノー モア ヒバクシャ
ノー モア ウォー


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