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学校が振休なのでTDLに行った話

うちの子がTDRに来るのは一桁後半回目、だと思うのだけれど、本人の記憶にあるのは前回(美女と野獣とベイマックスに乗った、コロナ自粛中超少人数で開園したとき)のみ。今回は運動会の振休で親も休暇が取れたため、10時半からの少し安いチケットを買っていくことにした。少し安いとはいえ大人一人8900円、一昔前の倍近い。日本の物価と給料が上がらない間に、米国はじめ先進国の物価と給料はぐんぐん上がっていることがよくわかる。

荷物検査と、金属探知機で身体検査をするので、そのチェックに長蛇の列。もともとの構造にそんな場所が無いので、導線がおかしい。TDRらしくない無秩序な並び方で、そうそうにイライラし始める人多数...そっか、ここは夢の国ではなく、夢の国のちょっと手前だった。

シンデレラ城

最初に行きたいのどこ?と聞いたらシンデレラ城!と答えが返ってきた。11時に稼働始めたばかりで空いていたこともあり、ススっと入ってみた。
が、しかし。乗り物に乗る系のアトラクションだと思ったらしく、「ただ歩くだけですぐ終わっちゃった」とのこと。シンデレラのお話が大好きだったり、ガラスの靴を履いてみたいと思ったり、インスタ映えする写真を撮りたかったり、何か別のモチベーションが必要なアトラクションではある。うん。

ダンボ

次、どこ行く?と聞かれて目に入ったのがダンボだっただけ、じゃないかな。30分並ぶよ?と言っても、大丈夫並ぶ。と、ダンボに並び始めた。パパはこの間にトゥモローランドのポップコーンスタンドまで、ソルトのポップコーンを買いに行っていた。二人乗りのダンボに乗って、ほぼずっと最高地点で回ってみた。私が子供のころ~若いころ一切乗ったことのないアトラクション、子どもが一緒だから私も乗る。そんな親が多いはず。

スペースマウンテン

もうすぐ改修工事に入ってしまうからか、今日はもう入場人数を増やしているからか、前回待ち時間5分で3回連続乗車なんて無謀なことをしたスペースマウンテンも、今日は普通に30分待ち。歩きながらポップコーンはOKだけど、並んでいる列で食べるのはNGらしく、キャストに「マスクつけてくださいね」と指示され、子どもさっそく凹む。確かに並んでいるときは密だよね。

乗り降りの回転が異様に早く、安全確認を出発して少し先のほうで別のキャストがする、という工夫もされていて、この列をなんとか解消しようとしてくれていた。心なしかコースターのスピードもいつもより上げて、猛スピードだったような。...単に私(たち大人)が年を取ってジェットコースター系に弱くなっただけ、かもしれない。

ビックサンダーマウンテン

次もジェットコースター!と張り切る子ども。前回、途中からメンテナンス中になって再開しなかったビックサンダーマウンテンに乗ることにした。思い返せばこの時間帯が一番暑かったな、パパに再度ポップコーン(今度はカレー味)に並んでもらっている間に、私たちはアイスのスタンドに並んで、トロピカル味のミッキーのアイスと、パパ用にクッキーサンドを購入。あと少しで購入できるまで列の前の方に行ったパパに渡してから、近くの日陰でアイスを食べることに。

カレー味のポップコーン、なかなか美味で、子どもも「おいしい!」とお気に召した様子。手が汚れるのが難点だなぁ、だからトング発売するんだな、などと思いながら、今日はランチが遅いのでポップコーンで空腹を満たす作戦は大成功だった。

ポップコーンのリフィルチケット

ポップコーンは今回リフィルチケットで購入した。コロナ禍なので紙袋で渡されるリフィルは、本来、バスケットをもっていかないと買えない。けれどリフィルチケットなら、バスケット提示なしで紙袋に入れて渡してもらえる。
このリフィルチケットは、バスケットを買ったお店でポップコーン(中身)を買わない場合に渡されるもの。バスケットを売っているお店のポップコーンの味が気にいらない or 今は食べたくない、という声に応えてできた制度らしい。メルカリで見かけたのでありがたく使わせていただいた。ポップコーンのケースから食べるの、食べにくくないですか?紙袋から直接食べるのは味気ないけれど、めっちゃ食べやすいですよ。
食べきれなかった時のためにジップロックも持ってきていたけれど、まったく使わずすぐに食べきりましたわ。

ビックサンダーマウンテン

目的地に近づいたころ、レジャーシートを広げて場所取りする人が目立ち始めたので、会場整理をしているキャストに聞いたらあと30分で昼のパレードが始まるとのこと。ということはビックサンダーマウンテンに並んで、乗って、戻ってきたらちょうどよいタイミングじゃないか。...ということで、並ぶことにした。

パークの人数も増えてきた時間帯だったので、やはり列が長くなり始めていたようで、建物の中の列を一気に増やしたところ、とにくずっと歩き続けた30分だった気がする。水を飲む隙間もなくてずっと歩くの、しんどかった。

ドリーミング・アップ!

狙い通り、ちょうどパレードが始まったタイミングでルートに戻ってこられた。少し人垣がある後方列ではあるけれど、最前列はシートに座っていてくれるので、ちゃんと見える。子どもも最初はビデオカメラで撮っていた。そのうち「自分の目で見たい」と言い始めて、ひたすらキャラクターに手を振る作戦に切り替えた。「目があった!」と喜ぶ子ども。まだ子どもだ(笑)。

カントリー・ベア

あまりに暑いのと、ランチの時間まで少し時間があるのとで、カントリー・ベアで時間調整(と休憩)をすることに。ちょうど前の回が入ったばかりのようで、中はガラガラ。椅子も空いていたので座って待っていた。
常連さんらしき女性二人連れが、キャストに「隠れミッキー」を教えてもらっていた。あとでその絵を見たけれど、どこにミッキーがいたのかわからなかった。その後も隠れミッキー探しは頑張ってみたけれど、結局一つも見つけられず。TDR上級者の楽しみ方だからね、と慰めてみたら「ガチ勢じゃないから無理だー」とあっさりあきらめていた。
カントリー・ベアは、やっぱりクリスマスバージョンが一番好きだな。と思いながら、それでもいつも通り楽しめた。

クリスタルパレス・レストラン

決められた時間に行っても待たされてしまうのが、ちょっと納得いかない部分ではあるけれど、それでも10分程度で案内されたとは思う。先にお会計をしてから席に案内される形式。直前にパパがアプリでメニューを見ていて、ビールやワインがあることに気づく。ついにTDSのみならずTDLでもアルコールが解禁されていたのか。日本って平和な国だ、ありがたい。お会計時にビールを購入したら、ちょっと立派なコインを渡された。席に着いた後、好きなタイミングでコインを渡してオーダーしてください、とのこと。ビールはハートランドだった。

窓側のテーブル席に案内された。しっかりしたアクリル板で仕切られていたので、「家族でこれ必要ないよね」という子どもの訴えもむなしく、仕切りは外せない。マスク入れを渡され、料理を取りに行くときはマスクをして手袋もするように指示される。

お料理はちゃんと手の込んだおいしいものばかり。特に気に入ったのはチキンソテーのオレンジ風味のものと、ピリ辛通り越してめっちゃ辛い麻婆豆腐、ビートとクルミのサラダ。デザートもみんなおいしかった。リトリ・グリーン・メンのおまんじゅうにチョコレートが入っていて、ルミエールのおまんじゅうにはカレーが入っていたのが一番おもしろかったわ。
大人4500円、子ども2850円(4歳から6歳は1800円)という高価格帯なので、ビュッフェのお料理はちゃんとしている。揚げ物だらけの安いホテルのビュッフェとは違う。それはそうなのだけれど、…やっぱり高いよなぁ。

ジャングル・クルーズ

私のリクエストで行くことになった。動線ひどいなぁ、と後で思ったけれど、ランチの時間が決まっていたから仕方ない。さっき来た道を戻るかたちで、列に並ぶ。
コロナ禍だから乗船人数を少なくしているようで、ここも30分並んだ。乗ってしまえばいつも通り楽しいのだけれど、すごく久しぶりに乗ったら文言がだいぶ変わっていた。最後に戻ってくるとき、「一番怖い場所につきました、人間社会です」といった趣旨の発言が聞けるのが、実は楽しみだったのだけれど無くなっていた。

バズ・ライトイヤー

「ひゅんひゅん撃つやつ、行きたい」と記憶の中にあるらしいバズ・ライトイヤーへ。子どもと一緒に乗った私は、途中で1桁差がついていたのに、私が何か高得点なものを撃ってしまったらしく、終盤で追い越してしまった。だから降車直後めちゃくちゃ不機嫌になっていて、せっかくお土産屋さんにたどり着いても全く興味を示さず。子どもの機嫌、難しい。

プーさんのハニーハント

絵本の世界に入る、というコンセプトで、カートに乗っているだけなのだけれど、ちょっと子どもを騙して行くことにしたのは…子どもがまだ歩き始めたばかりの頃、せっかく列に並んで乗ろうとしたときにギャン泣きされたから。その時は「あとで機嫌なおったら来てね」のファストパスをもらったのだけれど、ついにその「あとで」は訪れず、断念したアトラクション。今日は久しぶりに乗りたかったんですよね。

カナダのウィノペグから名づけられたウイニー・ザ・プーさん、実は女の子なんだよね。と絵本(壁)にも書いてあったけれど、「ぼくハチミツ大好き」と日本語で話すプーさんはどうしても男の子に見える。まぁ、どっちでもよいのだけど。

乗り物を降りると待ち受けたお土産屋さんでは、先ほどとは打って変わってテンション爆上げ。どうしてもぬいぐるみが欲しいというので、3300円のふわふわしたプーさんをお買い上げ。そして、カナダ・アルバータ州で採れたはちみつ、と書いてあったのではちみつもお買い上げ。休暇取ったのをカバーしてもらった職場の人に渡すものも買えて、よかったよ。

ホーンテッド・マンション

ベイマックスが50分待ちになっていたので、5分待ちのホーンテッドマンションに先に行くことにした。昔から全然変わらない安心感。

カルーセル

トゥモローランドに向かって歩き始めたら、突然「あれ乗る!」とカルーセルを指さす子ども。白雪姫のドレス着てきたときに乗ったなぁ、と思いながら、一緒に乗った。パパはこれは苦手らしく外でカメラマンを担当していた。同じところを回るだけ、だけど、意外と楽しい。

白雪姫

カルーセルのすぐ近くにあってすぐ乗れるから、と乗ることにしたアトラクション。並んでいる最中にパーク全体の照明が落ちて、夜のパレードが始まってしまい、「並ぶのやめてもよいよ」と言ったけれどせっかくだからと並び続け、ちゃんと乗ってきた。成長したなぁ。乗る直前になってキャストに「怖い物語ですのでご注意ください」と言われ、そんなこと今ここで言われてもー。に、なった。

確かに暗くて怖いけれど、子どもの感想は「え、もう終わり?」だった。ジェットコースター系以外刺さらないのかもしれないな。

ベイマックス!

満を持してやっと並ぶことにしたベイマックスのハッピーライド。前回は抽選に当たった人だけが乗れたけれど、今日は並ぶしかない状況だったので、空くタイミングを待っていた。それでも45分待ちだったのだけれど。

乗車列に並ぶでもなく、柵を手すりにして踊っている男子が数名。どうやら踊りに来ている模様。5曲ぐらいだから覚えるのも簡単だとは思うけれど、踊って盛り上げるのはキャストに任せてよいのにな、と思ったわ。

並んでいる途中で「おなかすいた・・・」と言い出す子ども。レストランの営業時間を調べると、このまま並んでいたら閉店してしまうかもしれないことがわかり…パパ、列を離脱してプラズマ・レイズ・ダイナーへ先に行ってオーダーしてくれることに。この作戦は大成功だった。

ベイマックスにぶんぶん振り回されている様子をビデオカメラに収めて、「楽しかったねー!」とパパの待つレストランに向かうと、シンデレラ城に花火が上がった。ちょうどお城の見える角度を歩いていたこともあって、最後まで眺める。いや、やっぱ空いてるよ今日のTDL、花火を障害物なしで観られるのだから。

プラズマ・レイズ・ダイナー

ここでもビールが飲める(キリンの一番搾り)!と喜んでこのお店にしたのも事実。とても広いので、プライオリティーシーティング取れなかったら、ランチに使うのも良いかもしれない。
ワールドバザール側にしか入り口が無いので、トゥモローランド側から来た私たちはぐるっと回りこむ必要があった、というのを覚えられただけでも来た甲斐があり。帰る前に小腹を満たせたので、安心してゆっくり帰宅の途につけたのもありがたい。パパ、GJ。

ということで、以上、5月末に出かけたTDLの備忘録でした。










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