ダイヤの原石

藤原です。

先日、セミナー募集ページの
添削を受けていた時の話です。

YouTubeのチャンネル登録者数も多く、
ジャンルを言ってしまうと
バレるので詳しくは言えないですが、

業界の中でも1割の方しか持っていない
ノウハウをお伝えする内容の案件でした。

添削の依頼を受けた時に、
いろんな情報をいただいたのですが、
どこか違和感を感じたんです。

詳しく言えないので、
もしかすると
全くわからないかもしれませんが、、、

その方しか持っていない
特別な方法があるんじゃないかな？
ということでした。

業界の中でも
1割しか教えられない方法。

これだけでも十分かな
と思ったんですが、
ターゲットの悩みとして、

「しんどい、めんどいから挫折した」

というのがありました。

なので、僕としては

業界の中でも1割しか
教えられない方法よりも、

今までの苦労や挫折を
あっさり解消する方法のほうが
効果があると思ったんです。

だから、その方のやり方で
簡単にできるものはないかを
聞きました。

そしたらありました。

・すでに成功のパターンが決まっている

・3つのステップを踏むだけ

つまり、

これまでの苦労をすることなく、
あなたはこの成功パターンを
取り入れるだけ

という訴求を打ち出すことが
できるようになった
というわけです。

その結果、

業界でも1割しか知らない方法
＋
成功パターンを取り入れるだけ

というより興味を引くことができて
見込み客の失敗を取り除ける訴求を
見つけることができました。

僕はこのように訴求やコンセプトなどは
ダイヤの原石を見つけるような作業だと
思っています。

（ダイヤの原石を
　探したことないんですが。笑）

・見込み客
・自社
・競合

とリサーチを重ねる。

競合はできなくて、
自社ではできることは何か？

競合がやっていないことは何か？

新しく見せるには
どうしたらいいのか？

などを考えながら
メッセージを作り出します。

そして、ほとんどの場合、
その人にしか持っていない
独自の方法というものがあったりします。

でもその独自の方法は、
当事者にとっては当たり前のこと過ぎて
他との違いに気づいていない、

もしくは"使えない"と思っている
ということがよくあります。

だから、ヒアリングしても
すぐには出てこない。

そこでやるのが、
こちらが誘導してあげること。

例えば、今回の例で言えば、
業界でも1割の人しか知らないノウハウだけが
その人のウリなのかな？

1割に入っているんだから
もっと特殊なモノを持っているんじゃないか？
と疑問に思うことです。

その疑問から生まれたのが、
成功パターンがすでに決まっている
というものでした。

そして次にやることが、
これをどんな風に言えば、
見込み客が過去の失敗を取り除けるのか？
を考える。

メッセージを作り出すことができたら、
クライアントさんに
そのメッセージでも問題ないかを確認する。

もしダメなら、

逆にこんな言い方はどうでしょう？

と確認する。

そのプロセスを経て、
1つのメッセージを作り出していきます。

このプロセスはダイヤの原石を発見して、
その原石を磨き上げていく作業だな
と思っています。

「コピーはすでに書かれている」

という格言があります。

実際に、コピーは市場のどこかで
見つけることができます。

でも、中にはドンズバで
書かれてないものもあったりします。

その時は、今お伝えしたように
メッセージを磨き上げていく、
またはすでにあるメッセージを
新しくしていきます。

それをすれば
他にはないメッセージを
作り出すことができます。

具体的な内容を
話すことができなかったので、
わかりにくかったかもしれません。

でも、今日お伝えした
メッセージを作るプロセスを
知っていただければ、

どうリサーチすればいいのか？
も明確になり、
仕事をこなすスピードも
格段に上がります。

なので、ぜひ今日お伝えした
プロセスを頭に入れて
実践していただければと思います。

ではでは。

(株)FJC代表
藤原由基

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