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何にせよ生命力に溢れた作品が好きって話【浮世絵・バロック美術・彫刻とか】

アート鑑賞が好き。

好きな系統で言うと、浮世絵は葛飾北斎や歌川国芳、河鍋暁斎。分かる人には分かる、おそらく同じ流派?の人達。

西洋画で言えば、ルネサンスからバロックあたりの絵画とか宗教画とか。あと大理石の彫刻も好きですね。

何の共通点があるかというと、作品が生命力に溢れてる!という点かなと思います。とにかく動きのある作品が好きなんだな。

自分の好きな作品を並べてみたら、共通点分かりやすいかしら?と思ったので、個人的な欲求で恐縮ですが並べてみます。好きな系統が同じ方は、ぜひ読んで頂けたら嬉しいです。


◆葛飾北斎の富嶽三十六景

めちゃくちゃ有名だけど、葛飾北斎の「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」はやっぱり凄いと思います。見ればみるほど、とにかく細かい!

スローカメラで撮影したら、波って本当にこんな動きをしているんだとか聞いたことがあります。葛飾北斎の観察眼が凄いですね。

浮世絵の良いところは、パッと見は限りなく平面なのに、作品内の1つ1つの物体は妙にリアルなところですね。イメージは押し花に近いかも。

二次元でしかできない誇張した表現と、リアルな表現が一緒になっているのが、二次元ならではの見せ方?で面白いなと思います。

◆ラオコーン像

西洋の大理石彫刻、ほんとに大好き。そしてこのラオコーン像は特に、実際に見た時の衝撃が凄かった!何でも実物を見ると好きになりますね。

じっくり見るほど、大理石なのに人の肌の柔らかさを感じられるような。あまりにちゃんと筋肉だし血管浮き出てるしで、触ったら温かいのでは?とすら思います。

西洋の宗教画や大理石彫刻の好きなところは、実際にいそうでいない、完璧なプロポーションであるところ。アートの中にいる生き物に、完璧を求めるところが西洋の作品っぽくて好き。


生きている人間が一番キレイだと思うけど、生き物が輝く瞬間を切り取れるアートって良いな!と改めて感じますね。

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