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アート

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わたしが書いたアート関連のnoteをまとめたマガジンです。
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2022年5月の記事一覧

おちゃめな動物達が可愛い河鍋暁斎の、猫と鯰【浮世絵紹介】

千優(ちひろ)です。 今回は好きな浮世絵師の「河鍋暁斎」について、ちょっと書いてみようと思います。かわなべぎょうさい、と読みます。 また浮世絵です!好きだなあ。 河鍋暁斎は一時期、私が好きな浮世絵師の歌川国芳の弟子でした。ちょっと似た感じがあるのか、だから好きなのかもしれません。 コミカルで可愛い猫と鯰 知ったきっかけは、誘われて行った特別展でした。 日本画を描いたことがあるという芸大卒の素敵な友達と行ったので、新しい見方も増えて楽しかったなあ。 河鍋暁斎も、や

マイ・コレクションを増やす特別展の楽しみ方【私の美術館鑑賞】

千優(ちひろ)です。 美術館、なかでも特別展に行った時にやっていることがあります。 それは、作品一覧に感想を書くこと。 特別展に行くと大体入口あたりに、展示されている作品一覧が書かれた紙が置いてあります。 こんな感じのやつ↓↓ 良いと感じた絵の名前の近くに、その絵のどこを良いと感じたか、などを書いています。 スマホのメモに書いていたこともあったのですが、スマホのメモでは文字だけしか入力できず。 文字では表現しきれなくて、絵も描きたい時があるのです。iPhoneだ

バロック美術とは?ざっくり西洋美術史をまとめてみた

千優(ちひろ)です。 西洋の美術作品ではミケランジェロが好きで、ルーベンスも好きです。 だから私が好きな美術様式は、バロック美術なんだと思っていました。 動きがあったり明暗がハッキリしている、ダイナミックな印象を受ける絵はだいたいバロック美術。 と、思っていたら、厳密に言うとミケランジェロはどうやらバロック美術の時代の作品ではなさそうなのです。 ざっくり西洋美術史を追ってみると、こんな感じ。 ・ルネサンス ・バロック ・ロココ ・新古典主義 ・ロマン主義 ・写実主

国芳の水滸伝シリーズがカッコいい

千優(ちひろ)です。 いよいよ浮世絵がカッコいいと思えるくらい、目が肥えてきたかもしれません。 ある時、歌川国芳の浮世絵を調べていたのですが、水滸伝シリーズカッコよすぎでは?と思いました。 何がカッコいいって、その描写の細かさと色。服の模様と、肌の刺青の描写がとにかく細かい。 ぜひ見てほしいので、紹介しますね。 ちなみに、今回は純粋に絵を楽しんで頂ければと。 申し訳ないことに、私は水滸伝を読んだことがないのです……ファンの方に失礼があったら、ごめんなさい。 燕青

「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」に行ってきました

千優(ちひろ)です。 先月30日まで開催していた「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」に行ってきました。国立新美術館に行きたいという理由から、鑑賞する機会があり。 メトロポリタン美術館にある絵画が、ルネサンスから印象派まで時代に沿って展示されているようでした。お気に入りの絵画が増えてホクホクです。 初めてターナーの絵を観ました。 綺麗ですね。写真と絵画のちょうど間、というか。名前は聞いていたんですが、観られて嬉しい。 あとはモネの「睡蓮」!これは知っている方