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しんどいことも楽しく DL#99髙橋伶太
「試合前にキャプテンが話した『しっかり集中していこう』が体現できた試合。ディフェンスとしてはインターセプトから、ゴール前でファーストダウンを更新される厳しい場面もありましたが、ロスタックルをしてTDを防ぎ、FGに抑えられたのは良かったです」と、60−3で勝利した胎内ディアーズ戦を振り返るのは今季DLのポジションリーダーを務める#99髙橋伶太。「想定していた」というディアーズのスペシャルプレーにも、「冷静に対応できた」のは収穫だったと話します。
今季は節目となる10年目のシーズンを迎えています。「世代交代が進んでいますが、まだまだ負けないように頑張りたいです。連覇を経験しているメンバーが少なくなっているので、フロンティアーズのDNAも伝えていきたい」。
ルーキーイヤーは、フロンティアーズが初優勝を飾った2014年。同期にはコービー・キャメロンや同じDLのオースティン・フリンなどがいましたが、現在同期はゼロに。それでも「優勝するたびにチャンピオンリングが増えていて、両手の全部の指につけられるまで引退できない。優勝するためには、目の前の1プレーに集中することがすべて。ベテランとしてそれを言い続けること、普段の練習から徹底することを心掛けています」。
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これまでも今季のようにバイスキャプテンを務めた経験があります。「僕ができるのは元気に楽しんでフットボールをすること。やらなきゃいけない、勝たなきゃいけないという気持ちではフットボールが楽しめない。ラクして楽しむわけではなく、しんどいことも楽しむことを体現していきたい」。性格的にもリーダーは合っていると話します。
3連覇を目指すシーズンは、チームの勝利はもちろん、個人でも結果を残すことも目標に掲げています。「やっぱりディフェンスラインなら、QBサックは意識するプレー。たとえ劣勢でも、流れを変えるきっかけになりますから。チームに元気を、勢いを付けるQBサックを積極的に狙っていきたいです」。サードダウンをはじめ、パスシチュエーションでは#99の動きに注目です。