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「DBで勝った」と言われる試合を増やしたい #43井本健一朗

秋季リーグ初戦を勝利で飾ったフロンティアーズ。試合後に、今季はリーダーとしてチームを引っ張るDB#43井本に話を聞きました。

「勝てたことは良かったですが、今日はそれだけ。ディフェンスとして課題が残りました」と、すでに気持ちは次の試合へと向いています。その課題というのは、今季からファーストダウン更新の際に時計が流れるルール変更があり、その影響でオフェンスに時間を作れなかったことだと話します。

「今日は、サードダウンでプレーを止めきれずに、ズルズルとやられてしまった。試合前から1プレー1プレーを大切に、そして勝負どころでしっかりとプレーすることを目指していましたが、ディフェンスとして攻めきれない部分がありました」。

一方で、このゲームではターンオーバーを3つ奪う積極的なプレーも見られました。#43井本も3Qの苦しい時間帯にタックルを決め、4Qにはレッドゾーンに入られた後のサードダウンでパスカットと良いプレーがありました。

「3Qのタックルは、何が何でも止めなきゃと思って気持ちが入ったプレー。パスカットは欲を言えばインターセプトできた球、これからも1対1で勝ちきれるようにしたいです」。

6年目を迎えた今シーズンは、リーダーとして日本一を目指します。「チーム全体を考える時間が増えて、リーダーをやってよかったと思っています。これからは『DBで勝った』と言われる試合を増やせるようにしていきたいです」。

「始まったらあっという間に終わるので、1試合1試合、大切にしたい」。いよいよ開幕した秋季シーズン、前へ後ろへ、2列目から次々とボールに絡むプレーをする#43井本の活躍に期待です。