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2024年シーズンは主将として戦う OL#64大久保壮哉

2024年シーズンの初戦を白星で飾ったフロンティアーズ。試合後に今季よりキャプテンを務めるOL#64大久保に話を聞きました。

「新チームの初戦に勝利できて良かったです。キャプテンとして迎える初めての試合ですが、そこはあまり意識せず、自分も試合に出るので、目の前の相手に勝つことを考えていました」と、緊張はなかったといいます。

それでもキャプテンとして初の試合。試合前にはハドルの真ん中に入り、チームメイトを鼓舞しました。「キャプテンになった時から覚悟を決めていたので、胸を張って自信を持って喋りました。伝えたいのは、誰かがやるのではなく、一人ひとりが自分の役割を果たすこと。個々が役割を果たした結果、勝利するのがフロンティアーズ。これからも、そこは強く意識したいです」

5年目を迎えた大久保は、2021年から3年連続でAll-Xに選ばれ、選手としても高い評価を受けています。最終的にキャプテンに立候補しましたが、いろいろな考えがあったといいます。「4年間キャプテンを務めた趙さんが『若手がでてくるべき』と言ったことで、僕も、もっとチームに貢献したいと思いました。最初は誰かを支える形で、自分が前に出るつもりはありませんでしたが、同期をはじめメンバーと話す中で、自分がやろうという気持ちになりました。まずは自分がやること。フィールドはもちろん、オフフィールドでも、そういう姿勢をみせたい」

4連覇がかかるシーズンですが、いい意味で気負いはありません。「連覇した過去3シーズンも、自分の役割を果たすことを考えていました。今季はキャプテンとして挑むシーズンですが、4連覇は気にせず、このチームで勝つことにフォーカスしたい。これまでと変わりなく、1試合、1プレーに集中していきたいです」

フロンティアーズでは久しぶりとなるオフェンスラインのキャプテン。「目立つことはないが目立つ選手の活躍の影にはOLの活躍が欠かせない」とはポジションに対する大久保のこだわり。キャプテンとしてのリーダーシップに期待です。