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充実の春から期待の秋へ

2022年度春季交流戦を終えた富士通フロンティアーズ。初戦のディアーズ フットボールクラブ戦に66-0の圧勝。二戦目のIBM Big Blue戦に24-7の完勝と、どちらも危なげない戦いぶりで二連勝をあげました。

結果はもちろんですが、この二連勝でより重要なのは、若手の活躍が光ったという点です。

若手選手の台頭

激しい秋季リーグを戦い抜くには、総力戦で戦うことが重要になってきます。
クォーターバック(QB)#18高木 翼と、ランニングバック(RB)#2ニクソン トラショーンの二人の出場機会が無い中で、若手選手の活躍が光りました。
ディアーズ戦におけるQB#15野沢 研の272パッシングヤード、4タッチダウンパス。QB#8大内 勇の136ヤード、2タッチダウンパス。2人が記録したQBレーティングは、優秀といわれる100.0を大幅に超えるものでした。

またこの試合ではRB#28香川 将成が155ヤードを、RB#21三宅 昂輝が106ヤードを走り、トラショーンの不在を全く感じさせない活躍。さらに#21三宅は、次のBigBlue戦でも98ヤードを走り、両試合で平均9ヤード以上を記録する、素晴らしいパフォーマンスをみせています。

オフェンスラインの強化

両試合のオフェンスラインには、フレッシュなメンバーがその名を連ねました。#71郭 宇寧、#73葉山 湖大郎、#79山口 輝といった若手の多くが先発としてプレー。昨年のライスボウルで先発したのは、#64大久保 壮哉、#70臼井 直樹、#75勝山 晃の三人だけでした。

ここでも激しいポジション争いを促す目的が見え隠れし、チームの春における明確な意図が伝わってきます。

向上したパスディフェンス

オフェンスだけではありません。ディフェンスも進化をみせています。

この春で特筆すべきは、強力なBig Blueのパスオフェンスを129ヤードに抑えたこと。実は昨年2021シーズン秋季リーグにおける対戦では、彼らにパスで309ヤードを献上しています。喪失ヤードを今回は半分以下に抑え込んだのです。

今年は#0マシス ジョーをディフェンスエンド(DE)に配することで、相手QBに重要なパスの局面でプレッシャーを与えました。また、コーナーバック(CB)#40アディヤミ アルリワンが健在であるところに、若手のCB#1渡辺 裕也が切れのあるパフォーマンスをみせ、存在感をアピール。それ以外にも多くのプラス要素が加味され、全体的なディフェンスの向上につながっているのです。

新たな歴史の一ページを目指して

このように、あらゆる面で進化を遂げるフロンティアーズ。もちろん連覇は、簡単ではありません。それでもこの厚みを増した選手層をみれば、期待は募ります。

この先にあるフロンティアーズの新たな歴史の一ページを目指して、彼らの歩みは続いていきます。

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【試合日程】次戦は2022シーズン Xリーグ。今秋9月より開幕予定!

ご声援よろしくお願いいたします!
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