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ミニバン系スライドドアの気になるあの音を解消しよう
あのミシミシいう音、気になりませんか?
この記事をみているということは、ミニバンオーナー、もしくはバンタイプのスライドドアがある車を持っている人だと思います。
新車で購入した方、中古で整備済みの車両を購入した方など様々なパターンがあるともいますが、必ずある程度の年数、しかも2年とか3年で気になる音が発生するはずです。
よく使用する側のスライドドア周囲から走行中に「ミシミシ」「ギシギシ」「ゴトゴト」などとなるあの耳障りな音です。
特にスライドドアのサイズが大きくなるクルマほど、その異音は出やすくなると思います。
購入したお店やディーラーなどへ相談に行かれる方も多いともいます。
ごくまれに車両の不具合でリコール対象となり、無償で修理やドア交換ができる場合もありますが、そんなのはレアなケース。
大体のパターンは「あー、経年劣化ですね。プッシュ類の交換になりますけど、いかがいたしますか?」などと言われます。
ここで疑問。
経年劣化なら、今直してもまたなりますよね?
ミシミシいいますよね?
またお金かかって修理になるんですか?
はい、その通りです。
それが車両の程度の維持になります。
でもね、結構いい値段するんですよね。
なんかいい修理方法はないんでしょうかね?
あるんですよ。
自宅の屋外駐車場でもできる対策があります。
ミシミシ音がなる原因箇所は大体三か所くらいです
異音の発生しやすいドアは、たくさん開閉するドアになるはず。
特にファミリー層だと、助手席側のスライドドアの開閉回数が多いと思います。
逆に配送なのでは運転席側のスライドドアからの異音の発生が多くなる傾向があります。
これは、使用頻度の差なのでどうってものではありません。
どの場合でも、大体異音の発生するポイントは3つあります。
①スライドレール周囲のがたつき
②レインストリップの劣化
③ドアロックピンの劣化
だいたいこの3つです。
ドアレールのがたつきはスライドドアをゆっくり揺らすと「がたがた」いうはずです。
パーツの名前でわかりにくいのは②と③かな?
②の部分はこのようなパーツです
![](https://assets.st-note.com/img/1715084571211-IZyj1mROB4.jpg?width=1200)
ドアを内側にぐるっとついているゴムの部品です。
このパーツはドアが閉まった状態で、スキマをふさぐようにぴたりとドアに密着します。
もともとゴムの部品であり、時間が経過すると固くなってきます。ドアとの密着性も低くなります。
密着しながらも柔軟性がないと、「ミシミシ」と異音が発生するポイントになります。
劣化に対する対策はずばり新品へ交換という事になります。
でも、値段は結構しますね。少なくても1000円ではなおりません。
③のドアロックピンですね
![](https://assets.st-note.com/img/1715084850406-Ahkb9EKag9.jpg?width=1200)
この部品もドアとボディの密着性を高める役目の部品です。
クルマのドアサイズによりますが、片側上部と下部、真ん中あたりに計3か所くらいにあると思います。
ボディ側にはこの出っ張りを受け止める穴があると思います。
その受け口もゴムパーツだったり、樹脂パーツだったりします。
ということは、時間がたつと柔軟性が失われる部品となります。
硬くなると密着度が低下し擦れる異音が発生します。
さぁ、勘のいいひとはわかったかな?
これらの部品に柔軟性を持たせることは不可能です。
しかし、潤滑させることで密着度を上げることは可能です。
これにピッタリなグッツがこちら!
![](https://assets.st-note.com/img/1715085220080-JlEz1AbxdS.jpg?width=1200)
シリコーングリスといわれるものです。
商品のグラム数にもよりますが、藤ととちゃんは20gで600円くらいのを通販で購入しました。
ポイント消化したので、実質200円くらいだったかな。
これは歯磨き粉くらいの粘度の練り物潤滑剤です。
作業するときはニトリル手袋などを着用してくださいね。
②のレインストリップには外周に薄くでいいので、すりすりと塗りこみます。塗りこんだあとはキッチンペーパーなどで吹き上げます。
すると、あら不思議。
新品のパーツのように黒光りします。
③のドアロックピンには、やや薄く塗りこみます。ピンのキャッチ側にもグリスを塗り込んでおきましょう。
グリスタイプなので、多少多めに塗りこんでも問題はないかと思いますが、夏場の暑さで垂れてくるかもしれません。
まめに塗るようなイメージで、厚塗りは避けたほうがいいでしょう。
これらの処置をして、ドアを何度か開け閉めしてなじませると・・・
あら不思議。
ミシミシ、ギシギシ、がたがたがなくなるのです。
正確にいうと、摺合わさってなっていた異音が、潤滑グリスのおかけで摩擦が少なくなり、異音がなくなるって感じです。
極端に劣化したり、部品が割れたりしていると、部品交換が一番の主dなんですが、日頃のメンテで克服するなら、このコスパは無視できません。
これ、絶対おすすめの対処方法です。
なぜかって?
我が家のミニバンのドアもこれで異音を克服したからです。
ディーラーに問い合わせした時は、ブッシュ類の交換で対応はできますけど、また異音はなり始めますよ。って意見でした。
工賃もかかりますし、休日の15分くらいでササっとできるメンテで問題克服できるってなかなかだと思います。
スライドドアの異音になやめる方、お試しあれ!
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