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xRをやりたくて仕事を辞めた建築家がxRaftnautsを設立しました。

この度、フィジカル空間とバーチャル空間をつくる建築家を志し、xRaftnautsを設立しました。


2020年に体験したvket等のイベントで、
衝撃を受け、HMDを買ってVR開発をやり始めた話は以前のnoteに記載しました。

その後も様々なxRの可能性に惹かれ、xRをもっとやりたい、やるべきだという想いから、所属事務所を退職し、独立して活動することにしました。


今回はxRaftnautsについてや、設立の経緯を書きたいと思います。

1.xRaftnautsとは?

xRaftnautsは、”クラフトノーツ”と読みます。造語で、新しい空間や未知の技術などを横断的に取り扱う建築家、空間デザイナーをイメージしています。

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また、xRaftnautsはstudioVirtualLabの2部門で構成しています。

Studio:フィジカルな空間としての都市や建築について取り扱っていきます。その他領域との横断をしながら建築設計、インテリア・内装設計、工事監理、企画や空間ディレクションを行なっていきます。

VirtualLab:バーチャル空間やデジタルに関する事象を取り扱っていきます。xRに関する企画、調査、xR空間設計等に取り組んでいきたいと考えています。

studioとlabでの活動を通じて、フィジカルな世界とバーチャルな世界の垣根を越えて、空間を総合的に取り扱うことで、空間における新たなリアルを模索していきます。フィジカルな空間、バーチャル空間、VRを始めとするxR空間、都市空間、建築空間など、空間に関する事象に横断的に取り組んでいこうと考えています。

2.xRaftnautsを設立したワケ

理由を端的に言えば
・xRが好き
・xR領域の空間的ニーズに価値を与えたい
・新たな空間的なリアルを作りたい

ということです。

今まではBIM(Building Information Modelingの略)をベースにしたデジタルデザインを軸に、約9年間建築意匠設計に携わってきました。人の集まる空間や公共空間のあり方に興味があり、公共施設の設計をしたり、企画やコンサルティング、インテリアまでを扱うことでトータル的に空間を作ることをしたりと、大手組織設計事務所や、専門的なコンサル系の設計事務所で、様々なプロジェクト体制の下、様々な立ち振る舞いをしながら空間を設計してきました。

VRについては、設計プロセスの中で使用はしていましたが、その後アウトプットとしてのVRやARに興味を持ち、自身でワールド制作をしたり、エンジニアの仲間たちと一緒に開発をしたりと活動してきました。

建築業界の「外側」のクリエイティブやエンジニアの方と出会い、彼らは物凄いスピードで思考や開発を繰り返しながら未来に向かって進んでおり、そんな人たちと一緒に未来を作っていきたいと思うようになりました。そして何よりxRが面白くて、奥が深くて、こんなにワクワクすることってなかなかないよねという感じで、真剣に向きあいたいと考えるようになりました。

そして世の中的には、複雑で今までのやり方が通用しない時代となり、人々の生活スタイルも多様化し変化している中で、今までになかった目的や体験のための空間的なニーズが生まれてきています。xRの空間もその1つであり、今までフィジカルな空間を作ることを1つの専門性にしてきた空間のプロとして、新たな価値を創り出せるようにアプローチしていきたいと考えています。

3.最後に

これから形を変えていくかもしれないし、まだまだ模索しながらのスタートですが、現状は多様な形でプロジェクトを進めています。(大変ありがたい。。。)自主制作も併せて進めていこうと思っています。

xRは総合格闘技と言われているように、必要なことは山のようにありますし、xR領域には様々なスキルの方が集い、協力しながら価値を考え、作っていくものだと思っています。そのため協業もふまえて、お仕事可能ですのでDM等いただけると嬉しいです。そのほかxRについてゆるーく情報交換やお知り合いになっていただける方もいると喜びます笑

皆さま、どうぞよろしくお願いします。

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