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ガスを燃料に走る!クリーンで経済的! LPガス車のご紹介

■LPガス車の歴史
LPガス車はLPガスを燃料にして走行する自動車です。
日本では1940年ごろに開発が始まりましたが、当初はLPガスの利用が限定的であったため普及には至りませんでした。やがて家庭用燃料としてLPガスの使用が増加し、LPガスの輸入量が増えるに伴い、LPガス車も注目されるようになります。

当時LPガスの単価はガソリンの半分ほど。圧倒的な経済性でまずは商業用途のタクシー業界で普及していきます。それに合わせて充填スタンドも増加し、小型貨物車やバス、自家用車へと用途が広がりました。

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「藤田商店のLPガス車用スタンド」充填は有資格者が行います。

■LPガス車の仕組み
LPガス車の仕組みはガソリンエンジン車と近く、エンジン構造に差異はありませんが、燃料タンクや空気と燃料の混合器が異なります。

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「藤田商店所有のLPガストラック」下部に燃料タンクがあります。

このため、既存のガソリン車を専門メーカーが改造してLPガス車として運用するケースが多く見られます。燃料もLPガスのみであったり、LPガスとガソリンの併用であったりと、国や用途によってさまざまなバラエティーがあります。

■LPガス車の利点
●経済的

LPガスはガソリンと比べて単価が低いため経済的です。気になる燃費・LPガス車の航続距離は約9.48km/リットルと、一般的なガソリン車と同程度ですが、ガソリン燃料との併用(ハイブリッド)で航続距離を大きく伸ばすことが出来ます。

●クリーン
また、燃焼時のCO2排出係数がひくいのも特徴です。同じ化石燃料であるガソリンと比較し13%、軽油より7%もCO2排出量が低い調査結果が出ています。煤煙もほとんど排出されず、環境負荷の少ないLPガスの特性を活かす事が出来ます。
■LPガス車の将来
世界的な枠組みである「温室効果ガス排出量の削減」の実現のため、自動車会社はEV,PHEV,HV等の開発に力を入れています。LPガス車もハイブリッド化が進んでおり、EVと比較し航続距離やメンテナンス性で利点があります。

LPガス車がハイブリッド化により今後も活躍し続けられるのか?
現在とは異なる用途で利用されるようになるのか?
商用車のカーボンニュートラル政策は2021年夏ごろに策定予定となっています。

お問い合わせはこちらまで↓よろしくお願いいたします。
株式会社藤田商店  香川県観音寺市 ☎0875-25-4123

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