見出し画像

自分のワクチン接種予約が終わって思うこと

新宿区に住んでおりますので、こんな状況だなあと思っていたわけです。

新宿区は6月7日に60歳から64歳の区民に接種券を発送し、さらに59歳以下の区民には17日に接種券を発送する予定です。民間のクリニックなどで行う個別接種も7日から始まっていて、場所を分散して区民へのワクチン接種が加速しています。こうした中、新宿区では59歳以下の集団接種の予約について、基礎疾患がある区民などに続いて20代から30代の若者に優先的に行うことにしました。

自分は思ったよりも年寄りだった

いやあ、まだまだだなあ、と思っていたところに、接種券が届きました。

画像1

そうなんです。私、昭和37年1月生まれなので、60歳〜64歳の枠に入っているんです。

新宿区は「40代から50代の多くはかかりつけ医で個別接種を受けることを想定しており、集団接種の予約を若い世代から開始することで多くの世代で接種を加速化し、感染の拡大を防ごうと考えた」と話していました。

若いつもりでいても、接種券が早く届く年齢になっていたということですね。

60歳~64歳 
6月10日(木曜)に発送予定でしたが、前倒しし、6月7日(月曜)に発送しました
(昭和32年4月2日から昭和37年4月1日に生まれた方)

前倒しで届きましたよ。

予約はかかりつけ医で

早速、いつもお世話になっているかかりつけ医に電話して予約しました。

こんな記事も書いているくらい行ってますからね。

接種の開始は6/9(水)の午後からを予定しております。
接種日は当面は水曜日の午後、木曜日の午後および土曜日の午後で開始し、順次、接種日を増やしていく方針です。

電話で予約したところ、すでに結構予約が埋まりつつあり、最短は24日の木曜日だったので、ワクチン休暇を取ることも考えたのですが、弊社ではまだ規定が整っていないので、26日の土曜日にしました。同時に3週間後の二回目の予約も入れました。

せっかく得た権利である有給休暇をワクチン接種のために使ってしまうことには抵抗がある従業員もいるかもしれません。このため、接種を円滑に進めようと通常の有給休暇とは別に設ける「特別有給休暇」がワクチン休暇だといえます。

こうして自分の分は早めの予約が完了しました。

ワクチン接種は新たな段階に入っている

60歳が打てるようになったのは良かったんですが、改めて思うのは、ワクチン接種は年齢順に拘りすぎではないかということです。

個人的には、年齢順じゃなくて、打てる人からどんどん打って集団免疫獲得の目処を早めることが必要だと思います。

新宿区の吉住区長の決断に否定的な声もあるようですが、私は賛成です。

接種スピードの加速を目指す新宿区の取り組みについて、吉住区長は「(新宿区は若者が)人口に占める割合が大きく、感染者に占める割合も大きい。感染をたどっていくと若い人からということもあったので、複数の医療機関の代表から『若者から優先接種する』方針を検討できないかという意見をもらっていた」と説明しました。

変異型が増えてきて、若い人の感染者数が増えてきていることもあり、高齢者にこだわって遅くなったり無駄が出たりするくらいならば、どんどん打ちたい人に打っていけばいいんじゃないでしょうか。

大手町の大規模接種センターに見る変化

せっかく作っても閑古鳥が泣いているならば、無駄ですからね。

結局、行くの面倒くさいでしょう。高齢者には。

だいたい、感染を防ぐために外に出るなと言っておいて、ワクチンを打つために電車に乗って遠出しろというのがダブルバインドで意味不明です。

自衛隊の皆さんの対応には敬意を表するしかありませんし、行った人の話では実に親切で気持ちが良い会場だそうです。

でも、遠いよね。わかりにくいし。

「おばあちゃんの原宿」と称される東京都豊島区の「巣鴨地蔵通り商店街」。買い物途中だった同区の高橋よし子さん(80)は接種を予約できていないが、センターで予約するつもりはない。「外出は近くの買い物ぐらい。大手町なんて5年以上行っておらず、年寄りには遠すぎる」。

東京駅からならば、無料のハトバスが出ているそうです。周辺の駅にも多くの案内が出ているようです。でも、そこに行くまでも大変じゃないですか。

その意味では、集団接種会場を高齢者限定のままにしてエリアを広げたというのは、無駄な措置だと思いますね。

予約方法に電話を追加したから良いというものではないし、これでコースセンターにもお金を払わなければならないので、費用ばかり嵩んで実効性が伴わないというのが、問題視されて然るべきです。

接種のペースは上昇傾向だ。本来の市区町村単位での接種が本格化する中、近さを重視するようになった傾向がうかがえる。

近所のかかりつけ医で打てるのが一番だなと、私でも思います。ましてや、足腰に問題があることが多い高齢者が、コロナ禍で遠出をする習慣がすっかりなくなっているのに、ワクチンのためとはいえ大手町まで行きたいかといえば、そんなことはないだろうと思うのです。

政治主導で接種会場ばかり増えても儲かるのは人材派遣会社ばかり

空いているのならば、ワクチンを人員がもったいないので、周囲の企業や役所の方に早く打ってもらってもいいと思いますし、東京都が始めた築地会場での接種も代々木公園に移すのではなく、こちらを使ってはどうかとも思います。

 同跡地は東京五輪・パラリンピックの輸送車両基地に使用されるため、7月以降は代々木公園(渋谷区)に接種会場を移す予定。都内では市区町村による集団、個別の接種に加え、国が大規模接種会場を大手町合同庁舎3号館(千代田区)に設置している。都はさらに複数の大規模会場を開設し、ワクチン接種を加速させたい考えだ。

結局、都と国の意地の張り合いだったり、自治体間での調整がつかずに、接種会場の乱立になって、結局、各地でワクチンが余ったり、対応のためのバイト代が上がったりするようなことになるのではないかと心配です。

日給5万円とか6万円とかがありますよ。

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、集団接種を担う医師や看護師の確保に各自治体が苦慮している。地元医師会などの協力だけでは足りず、人材派遣会社に求人を「外注」するところも出始めた。

こういうのを総合的に調整する機関が必要なんじゃないですかね。自治体に競争を強いると、こんなことになって、儲かるのは人事派遣会社ばかりということになるんじゃないでしょうか。竹中さんの思う壺ですか。

ワクチン打つ前に暗くなってしまいました。

サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。