見出し画像

2022年2月22日22時22分22秒に不戦を願う長老の話

あと1年4ヶ月くらいありますが、2がたくさんつながる瞬間に、不戦を願う声明を出すという企画があるそうです。

2022年2月22日22時22分22秒。数字の「2」が12個重なるその瞬間に、東アジア各国の首脳が「もう戦争はしない」という宣言を出そう―。そんな呼び掛けをするプロジェクトが始まった。

呼びかけ人は、元早稲田大総長の西原春夫さんで92歳。これに賛同したのが、瀬戸内寂聴さんを始め、90歳オーバーの御大たちです。

画像1

「最年少」が、86歳の元NHK会長の海老沢さんという豪華布陣。

他にも賛同者があったのですが、このメンバーにしたのには、理由がありました。

それは、戦争を身を以て覚えている世代。

10代以上で太平洋戦争を経験したのが85歳以上の世代だ。発起人の西原さんは、その人たちを「長老」と呼ぶ。昨年、「東アジア不戦推進機構」という団体を設立し、各界の著名人に賛同を呼び掛けると、企業家から文化人までさまざまな顔触れがそろった。

長老たちは、その経験と人脈で世界の平和を訴えたいのですが、まずは東アジアの連帯と平和を目指すそうです。

賛同者である「長老」たちの人脈を駆使して、日本政府をはじめ、東アジアの国々の首脳が共同もしくは個別に宣言を出すよう働き掛けていくという。

ご存命ならばシンガポールのリー・クアンユーさんとか、台湾の李登輝さんも参加していただきたかったですね。生きていれば、お二人とも2022年には99歳でした。

戦争の記憶が残る世代が、戦争を知らない世代に問いかける平和の意味。

これは重いと思います。

西原さんは「『敵が攻めてきたらどのようにして国を守るか』という政策は必要だが、実は敵をつくり軍拡を招くというリスクを含んでいる。それよりも『どのようにして、攻めてくる国がないようにするか』を考えるのが先決ではないか。このような発想の転換を、大勢の人々と共有したい」と話している。 

東アジアの情勢は、色々と難しいところもありますが、何卒、平和を守っていきたいものです。

ただ気になるのが、あまりニュースになっていないような気がすること。

毎日新聞や朝日新聞も、こういう記事は、有料にしないで流してほしいなあ。

8月12日、都内で「東アジア不戦 推進プロジェクト」の提言を発表する記者会見が行われた。提言者には、各界を代表する85 歳以上の有識者たちが「長老」として名を連ねた。

8月12日ということは、原爆投下と天皇の詔勅の間の日ですが、ニュースを見た記憶がありません。

私も、ある偶然から記事を見たので、これは皆さんにお伝えしたいと思ったのです。

私たちは、戦争時代を直接体験した最後の世代に属する者として、「最近の世界情勢」と「プロジェクトの思想」が明らかにしたように、このたびの新型コロナウイルス感染症が人類の存続にかかわる深刻な脅威の兆候であるととらえ、人類が全力を挙げてこれに対処できるようにするため、2022年2月22日22時22分22秒という千年に一度の稀有な時点を期して、まずもって東アジアの全構成国の首脳が次のような共同宣言、又は個別同時の宣言を発出することを提言する。

まずは、この提言の瞬間まで発起人の皆さんがご健勝でありますように。

サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。