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第100代総理大臣は1年前に敗れた岸田さんでした

1年前に、こんな記事を書いて、菅政権の短命を危惧していたのですが、

いずれにしても、来年が終わるまでには、次の第100代が決まるでしょう。それが、菅さんなのか、他の誰のなのか。自民党じゃなくなるのか。

自民党のままで、菅さんじゃなくなるというパターンでした。

自民党総裁選から岸田内閣誕生まで、相変わらずマスコミは熱心に報道しています。どうせわかることなのだから、そんなに1時間、半日単位で封じなくても良いと思うんですが、好きなんですね、彼らは、こういうことが。

多分、一般市民は、ほとんど興味がないと思われる政争が、マスコミ人は大好きだということなんだと思ってます。世論だとか、市民の興味だとか言いますが、結局、自分たちの好み、自分たちの利得になることを報じるのが、新聞であり、テレビであると思わないと、情報の波に飲まれてしまいます。

国会開会前に、組閣も見えたようですし、一通り報じた頃には飽きてしまい、次のスキャンダルや新ネタを舌なめずりして待っていることでしょう。

眞子さま可哀想。

ということで、組閣です。

自民党の岸田文雄総裁(64)は4日召集の臨時国会で第100代首相に指名され、同日中に岸田内閣を発足させる。新内閣の全容は固まり、いずれも衆院当選3回の牧島かれん・党青年局長(44)をデジタル相、堀内詔子環境副大臣(55)をワクチン担当相、小林鷹之・元防衛政務官(46)を新設する経済安全保障担当相に、それぞれ抜てきする。

岸田新内閣の全容固まる

外務大臣と防衛大臣は、今急に変われない状況にあるということで再任です。

コロナ対策の関係閣僚全員が交代することになりますが、現職閣僚の1人は「第6波の懸念がある中、これまでの経緯を理解している閣僚が1人も残らないのはあり得ない。完全になめている」と危機感をあらわにしていました。

事前には「居抜き内閣」になるのではないかという予想もありました。

去年の菅政権発足時のように、再任が多いのではないかと言う予想です。

コロナ対策もあるし、選挙も近いので、菅内閣の閣僚の多くが留任することで、引き継ぎなどの作業がないスムーズな運営を図るのではないかという読みですね。菅さんだけ変わって閣僚はそのままなので「居抜き内閣」ということなのですが、思い切り変えた上に、新任が13人という大量入閣。

どうせ1ヶ月後には、衆議委員選挙で、もう一度組閣ですから、ここで、誰がなっても、大きな方向転換はあり得ません。霞ヶ関もそう思っていることでしょう。1ヶ月後もいるかどうかわからない大臣の言うことを聞くとも思えませんから、粛々と継続していくこととと思われます。

組閣に当たり岸田総裁は若手議員を抜てきする一方で、派閥の意向に配慮し、入閣適齢期の待機組も起用しました。

記事にあるように、若手を入れたのは、岸田さんの公約もありますが、選挙対策でもありそうです。大臣経験者が落選することはほとんどありませんからね。

 連立を組む公明党からは、国交相に斉藤鉄夫副代表(69)を起用する。斉藤氏は次期衆院選で広島3区から与党統一候補として出馬する。入閣を選挙戦の追い風にしたい公明党の意向を踏まえた。

それと、沖縄大臣に、沖縄選挙区の人を当てたのも、このところの反自民ムードを消し、安泰にするためでしょう。

初入閣者が多いのも、選挙対策と順番待ち解消でしょう。

いずれにしても、この人たちが、衆議院選挙後も再任されるならば、本格政権と言えますが、今は、テンポラリーな暫定政権と言わざるを得ません。

新総裁誕生、派閥ご祝儀政権といってもいいでしょう。

衆議院選挙明けが本格政権で、そこでもう一度岸田さんが首班指名されるかどうかは、選挙次第と言えそうです。


サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。