アイドルの応援の仕方もデジタルネイティブでは変わってきたんじゃないの
徳力さんが驚くのもわかります。
私は高田馬場で見たんですが、明らかに一般的な広告のノリではないので、なんのことだろうと思っていました。
韓国発祥の番組ということもあり、主力はK-POPファン。韓国の応援広告の文化を知っているファンが日本でも交通広告を始めたのだという。
元は、K-POP なんですね。既に韓国ではこういう応援広告の文化があると。
昨日テレビでやってましたね、PRODUCE101。
なんか、残った子も候補の子もK-POPぽい日本人だなあ、と思ってましたが、IZ*ONEを生んだ番組の日本版なんですね。
国民プロデューサーという名称もすごいですが、推しメンをプロデュースする前に、応援広告を出してしまうというのがすごいですね。
しかし、この流れが今のスマホ文化ですね。アプリで連携して集金して実行に移せるんですから。
彼の魅力を語り合うためにLINEの「オープンチャット」機能を使って、ファン同士でやりとりをしていたという。その中で突然、「みんなで本田くんの広告出さない?」という声が持ち上がったそうだ。
そうしてTwitterでファンに呼びかけたところ、なんとたった数日で、100人以上から約50万円が集まった。集金のために使ったツールは、PayPayだったという。
しかし、そういう流れに、JR や広告代理店はついていけてない。
資金が集まり、早速、ファン有志で推しているアイドルの応援広告を出したいとJRに問い合わせをした。しかし、JR担当者の答えはNO。「代理店を通してください」と回答があった。
OKした代理店社内でも、韓国の動きを知っている社員が、社内を説得したと言うのが面白い。
K-POPカルチャーに詳しい社員が、営業を説得したのだという。
既に大きな組織となっているファンクラブがあるならまだしも、これからの候補生にここまでする「国民プロデューサー」。これは、今後、アイドルの世界の応援の仕方を変えるかもしれませんね。
2016年末、SMAPファンが朝日新聞にメッセージ広告を出稿。写真は掲載できなかったが、解散が決まったSMAPのメンバーに、感謝を伝える意図で出された広告で、大きな話題となった。
この時も、写真は使えなかったわけで文字だけでしたよね。応援素材があれば広告まで作れる時代。昔は特殊技術だった広告の入稿なんていうのも、個人でできるデジタル時代だからこその動きで、こうしたスマホ世代のマイクロペイメントとか、デジタル入稿とか、そう言うことの集積で、手弁当での応援と言う言葉では片付けられないような大きな動きを作ることができるんだなと感心しました。
それにしても、韓国のアイドル業界の凄さは、日本とは全く違う厳しさと激しさから生まれているんだなと思いますね。応援の度も違うけど、それだけやるからこそ、自分たちの自由になって欲しいという思いも強くて、問題も起きるんでしょうかね。
AKB とIZ*ONEの違いというか。KARAとNGTの差というか。
まあ、いいんですけど。
サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。