協力金も売り上げもない4ヶ月を飲食店はどう過ごすんだろう
緊急事態宣言が延長されるということで、東京都では今年に入って、何もなかった日は、28日だという話が喧伝されております。
私も6月にはやりましたが、さらに延長で、もう面倒くさくなりました。
私が考えていることはこの記事の時と変わらないのですが、一向に事態は変わりません。
そして4月の段階でも書いていたことは、8月になってさらに加速しているようです。
下の記事が4月11日なので、この2週間で、やや改善していると言っても、1月から2月にかけての分がまだ入ってないとなると、資金繰りも大変です。
8月も半ばですが、まだ4月の分を受け付けています。
受け付けているということは、まだ払われてないということです。
早期支給分というのができましたが、これはもう受付が終了して支払いに向かっているようですが、きちんともらえたんでしょうか?
4ヶ月前の協力金を請求している人たちが、その後もきちんと店を閉めているとすると、売り上げもないわけで、資金繰りどころか生活のピンチです。
別途、公庫の貸付金とか受けているでしょうけど、それは無利子だろうとなんだろうと借金で、借金は返さないといけないわけで、苦しいことに変わりはないし、返すあても、このままでは見当たらないわけですよね、店が開けられないんだから。
開けていていても、居酒屋は2割とか1割の売り上げらしいですよ。ワタミでも。
「想定よりも厳しい状況だ」。渡辺氏は出口の見えない苦境に危機感をあらわにしてきた。2022年3月期の外食事業の売上高はコロナ前の55%程度に回復する前提で営業黒字を達成するべく不採算店の閉鎖や工場再編など合理化を進めてきた。ただ、繰り返される緊急事態宣言の延長で、足元では25%程度で推移。最も打撃の大きい居酒屋業態に限れば10%強という極めて厳しい状況だ。
いわんや個人経営店においておや。
一方で、無視して開けている店、お酒を出している店は儲かってます。
都によりますと、これまでにおよそ400店をまわりましたが、要請に応じる意思を示した店は一部にとどまっているということです。
多くの店は経営が悪化して家賃や従業員の給与を払えないなどとして、すぐには応じられないと説明したということです。
営業していた店が最も多かったのは3日に調査した新宿で58店。以下、上野(2日)52店、渋谷(5日)36店、池袋(3日)35店、神田(5日)31店――と続いた。人通りの多い駅周辺では遅くまで営業する店が連なり、談笑する声が外まで聞こえることもあった。
これは、新宿在住の私が目視した感じでも、開けている店は人が入ってますし、お酒を出している店と出していない店の差も大きい。
開けている店は利益も出ているみたいです。
「モンスーンカフェ」や「カフェ ラ・ボエム」を運営する株式会社グローバルダイニングが好調だ。2021年4月度の全店合計の売上高は前年同月比で467.4%、5月度は230.4%となり、以前の勢いを取り戻しつつある。特に5月の既存店の客数は、コロナ禍前の2019年同月比と比較しても101.5%増となり、客単価も130.5%増加した。
店の規模や感染対策のしやすさなどをみながら、開ける店と閉める店を選択し、見た感じは売上好調そうなグループもあります。
見てると開けてる店は、いつも混んでますね。
開けてる店、閉めてる店が対照的な新宿三丁目界隈を毎日歩いていると、この先どうなるんだろうという気持ちになります。
それでも私としては、今、飲食店に入る気にはならないですけどね。