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劣悪な官邸界隈に踊らされる安倍総理が可哀想になってきた

この3連休は、安倍総理の広島と長崎での挨拶文がコピペだと話題になっていました。

コピペ挨拶とは何か

これについては、私は、安倍総理に問題がないとは思わないけど、それ以上に、周辺の人たちに疑問があります。

Twitterでもこう書きました。

記事としては、ハフポストが数年遡りで調べています。

安倍首相のあいさつ全文は首相官邸がアップしている。記事作成時点では広島市で行われたもののみだが、長崎市のあいさつ全文も各報道機関が掲載している。

こういう式辞は官邸HPにアップされることはわかっているので、本当にコピペが問題ならば、スタッフが気をつければいいことだと思うわけです。

では、なぜ、それをしなかったのか。

式辞とはそう言うものだ

疑問に答えてくれたのは、松井孝治さんでした。

6年前に答えていたそうです。

Facebookなので、すぐ読めませんが、要は、式辞とは大きく変えられるものではなく、そこに同様の内容が入るのは当然であるということなのです。

自分の主張を伝える「演説」ではなく、立場を示し、理解内容を提示する「式辞」は、基本的に同じことを言うしかないのだと。

そう言うものかもしれません。

だとすれば、やはり、ここで、松井さんが指摘されているように、秘書官が手を加えないと言う選択を積極的に行ったことが、問題だと私は感じます。

なぜ、官邸はコピペ式辞を許したのか

多分、ここ数年の安倍政権下での式辞と、今年の式辞で状況が違うのは、今、世間は(一部のマスコミだけカモしれませんが)安倍総理の行動に対して悪意が満ちていることです。

きっと、式辞の内容に不満を述べる記事が出るだろうことは予測できます。

そうした予測をしていなかったのか、想定していなかったのか、その辺が疑問なのです。

ここで書いたように、安倍総理周辺の想定する力が問われていると思うのです。

多分、官邸の賢い人たちは、松井さんと同様に、「式辞は式辞」だから、そこまで手を入れる必要を感じなかったのでしょう。主務官庁が書いたとおりなのでしょう。

そして、官庁は、前任者の書いたものを参考に、ちょっとしたあしらいを加えただけなのでしょう。

つまり、そこまで問題になることを誰も想定していなかったし、広島と長崎での式辞の大枠は同じになって当たり前だと考えているのが、今の官邸だと言うことです。今回の騒ぎも大したことではないと考えていると思われます。

これは、何が問題なのか

ハフポストは、松井さんの言う経緯など知りませんから(いや、知らないかどうかはわかりませんが)愚直に過去のものも調べます。

では、過去数年はどうだったのか。首相官邸の記録をもとに、第2次安倍政権が始まり、最初の平和祈念式典が行われた2013年から見ていく。

そして、松井さんが指摘するように、過去も同じようなものだったことに気がつきます。

唯一異なるのは、オバマ大統領の来日時。

それでも、大筋は同じで、そこに、毎年、その前年に起きたことなどを挟んでいると言うのは同じ構造です。

このことに、共産党はツイッターなどで騒いだようですが、野党も特に問題視しているようには見えないのは、過去の政権時に似たようなことをしていたからでしょうか。

ただ、広島と長崎のあいさつが類似するのは安倍政権だけではないようだ。第2次安倍政権が誕生する事になる2012年夏、当時の野田佳彦首相のあいさつは、冒頭以降は広島・長崎共通して以下の内容だ。

確かに、式辞は誰が述べても同じでなければ、国としての一貫性が保てないと言う意見にも一理あります。

だから、広島市長や長崎市長のように、原爆への想いを熱く語るのではなく、淡々と、そうした姿を引き立てるようなありきたりの挨拶をすると言う「美学」もあるでしょう。

でも、昨今の安倍総理におかれましては、今回の式辞に限らず、あまりにもご自分の意見が無い借り物感が否めません。

誰かが何かを策謀しているのではないかと言う気がして仕方がないのです。

安倍総理は大丈夫なのか?

今年に入って、安倍総理は、コロナ対策の流れにおいても、オリンピックに関わる発言においても、誰かの立て付けで話をする係のようです。

ついには、重病説を流される始末。

「コロナ失政への国民の厳しい眼差しが総理に突き刺さって、ストレスがピーク。持病の潰瘍性大腸炎ばかりか胃の調子もおかしくなり、食欲も乏しく、食べても下痢を頻発するなど体力・気力も失われているようだ。会見はもちろん、国会の臨時招集なんてとんでもない」

この重病説も、安倍総理周辺の誰かの策略のように見えますけどね。

「7月6日頃、『総理が倒れた』という情報が永田町に流れました。公邸で急なめまいに襲われて医師の応急処置を受けた上、『吐血した』との尾ひれまで付いたものでした」(全国紙政治部記者)

その医師は誰だと言う気もしますが、確かに、最近、安倍総理の姿を目にしません。

【午前】東京・富ケ谷の自宅で過ごす。
【午後】2時11分、東京・六本木のホテル「グランドハイアット東京」。「Nagomiスパアンドフィットネス」で運動。5時57分、自宅。

昨日はお休みだったようですが、グランドハイアットまで行って運動するんだと、感心しますよね。でも、この唯一の自宅から出た行動が、もし医者にかかっていたとしたら、どうでしょう。

毎年夏休みは河口湖あたりでゴルフだった安倍総理ですが、今年は、コロナで出かけられないと言うことで、自宅で過ごすそうです。GOtoできないわけですね。

「だが、今年の別荘行きは中止。表向きは“コロナで他県に行けないから”ですが、実際は体調不安でゴルフどころではない。お盆休みは都心の高級ホテルで2~3日、完全休養し、体調回復につとめる計画だそうです」(前出・官邸関係者)

夏休みをとっていられない中小企業の社長さんも多いかと思いますが、コロナ対策に知恵を絞ることもなく、体調回復に努める安倍総理。

本当に大丈夫なのでしょうか。いろいろな点で。



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