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【e-tax】 マイナポータルとの連携!(上)

【字数1409/図3/動画1】
前回「特定口座年間報告書のe-taxへの読み込み」という記事で、XMLファイルを使うととても便利だよという話をしました。

そしてさらにもっと便利な方法がある!ということで、最後にちょっとだけ話したの
が、「マイナポータルとの連携」のことでした。

これってe-taxでしたら出現したのが4年くらい前でしょうか。
確定申告作成コーナーの最初のほうの推移画面に出てきます。当初は使い物にならず、ほとんどの人の利用がなかったと思います。
去年あたりからアップデートされて徐々に利用できるくらいにはなってきました。今後はこれがメインで利用されるようになると思われますが・・・。

このマイナポータルの連携、大体以下のようになっているのですが、現状、わかりづらいので、今回はそのマイナポータル連携について少し解説してみたいと思います。


【迷路みたいになってます💦】

初めての遭遇の方でしたら、そもそもマイナポータルとはなんじゃい?から始まり、、連携という作業の意味もよくわからないと思います。


その画面ですが・・・
確定申告作成コーナーのはじめの方に・・・・、
マイナポータルと「連携をする」、「しない」という画面が出てきます(下図)。

【左側を選んですべてOKというわけではない】

この図はe-taxで確定申告をしている方なら見たことがあるはずです。
実はここで「連携する」を選んでもそれだけでは何も連携しません。

その前に「事前準備」ということをしなくてはなりません。

この事前準備、、作業の行程がわかりずらい上に・・・・、「外部サイト」、「e-私書箱」「証明書」とかいう意味が分からない言葉の他に、やたら「連携」という文字がたくさん出てきて、e-tax初心者だったら、これが確定申告とどういう関係?という状態だと思います。
その辺から不明です。まとめましょう。

まずは全体像を見てみましょう。

【やたらたくさんの連携があります】

今作業しようとしているのはe-tax 確定申告コーナーです。
作成コーナーの最初にでてくる「マイナポータル連携」との連携というのは、赤塗の矢印の部分「e-tax」と「マイナポータルの連携」という意味になります。
図からわかるように、それだけでは一番右側にあるデータは取得できません。

「マイナポータル」と「e-私書箱」、さらには「e-私書箱」と「民間企業のサイト」を連携しないとだめなのです。
これらを全部ふくめて事前準備ということになります。

結構、厄介です。
しかも現在ある、マイナポータルは「実証データ版」ということで、わかりにくいデザインで、連携するといっても、今「どことどこの連携」をやっているのか???となりやすいです。

ただ、なんだかんだやっているうち必要な連携は終わっていた!なんて状態にはなっているかもです。
現在のところ、データが取れないサイトはまだまだあるので、できないところは通知書なりをみて入力してください。

今後、改善され段々使いやすくなると思います。

とりあえず、今回、図の絵のような配置・仕組みになっているのだ!とわかっていただければOKです。それだけでも連携作業するうえでだいぶ違うと思います。

それから医療費通知情報・ねんきんネット(日本年金機構)・かんぽ生命については、e-私書箱とは連携を行わずに、マイナポータルと連携が可能です。

結局は役に立たなかった!ということがあるかもしれませんが、今年の確定申告する人は、来年以降の為にもマイナポータル連携でトライしてみることをお勧めします。



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