漫才論| ¹²⁸ダウンタウンから始まりM-1によって確立された漫才における"多様性"の時代
この記事は,「お笑い第1世代から第7世代にかけての『漫才スタイル』の分類」の解説的な内容ですので,まずはこちらの記事をご覧ください
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ダウタウンがやっていたのは
"誰でもできそう"な漫才
お笑い第1世代と第2世代の漫才をみて,「自分にもできそう」と思う人はそこまで多くないと思います。実際それは,「プロにしかできないもの」「才能のあるかぎられた人にしかできないもの」であり,「芸」としてのクリオティは相当高いです
ところが今では,漫才は「やろうと思えば誰でもできるもの」になりました。この変化をもたらしたのがダウンタウンです。ダウンタウンがやっていたのは,"普通の人にはできなそう"な漫才ではなく,"誰でもできそう"な漫才です。実際には,ダウンタウンと同じことが"誰でもできる"というわけではありませんが,"誰でもできそう"と感じる理由をいくつか挙げてみます
あらゆるオチを誰よりも先に小噺化するプロジェクト『令和醒睡笑』過去の創作小噺を何回も何回も回すと"古典小噺"になる・・・はず・・・【小噺はフリー台本】