漫才論| ⁵⁵声に出して笑わなくても「おもしろい」と感じる"笑い"の正体とは❓
落語の場合は,必ずしも声に出して笑うような種類の「笑い」をとらなくても成立します。「人情噺」ではなくてもです。なぜならみている人は,声に出して笑ってはいなくても「おもしろい」と感じているからです。つまり,声に出して笑わなくても十分満足できるほどの「笑い」が存在しているということです
現在の漫才は,「爆笑」がおもな評価の対象となっていて,"爆笑至上主義"的なところがあります。爆笑する漫才は私ももちろん大好きですが,落語の世界のように「爆笑はしなくてもおもしろいネタももっと評価したほうがいい」と思います
それがどんな種類の笑いなのか,今回は「おかしみ」と「うまさ」という要素について書いてみたいと思います
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あらゆるオチを誰よりも先に小噺化するプロジェクト『令和醒睡笑』過去の創作小噺を何回も何回も回すと"古典小噺"になる・・・はず・・・【小噺はフリー台本】