「寝技=柔術」じゃないし

昔から、寝技の練習や話をしている時に感じること。

「寝技=柔術」だと思っている人が思いのほか多い気がする。

どんなカテゴライズをしようが人の勝手だけど、個人的には「なんだかなぁ」と思ってしまう。

クラスでネックロックとか外掛け、ヒールホールドなど一般的な柔術の試合で禁止されている技を練習すると「それ柔術では禁止ですよね...」という言葉が出てくる。

はい確かに柔術では禁止されていますが、それが何か?って感じ。

気づかないうちに、柔術が寝技の基準になっている。
柔道(高専含む)やサンボ、CACC、SAW、コンバットレスリングなどなど。

寝技(関節技・絞め技)の格闘技はたくさんあるよ。

ただ実際、競技人口が多いのは柔術になるんだろうけど。
寝技=柔術で話した方が会話が進みやすいっていうのはあるけどね。

何でもかんでも、柔術基準で言わないで欲しい。

寝技好きだけど、柔術好きかどうかは別

寝技格闘技が好きだけど、だからって柔術がやりたいとか、柔術好きかどうかはまた別。

昔はたしかにハマったし、今だって面白いけど、「微妙だな」と感じる部分も多々ある。

とりあえず「帯」の基準も意味不明で、黒帯取るのに時間がかかりすぎる。
今もし黒帯取っても、昔ほどの泊は付かないんじゃないかと勝手に予想。
(現在は、黒帯選手の数は多いからね)
黒帯で寝技が強かったとしても、選手ではなく「黒帯だから当たり前でしょ」「やっぱり柔術の黒帯って強いんだ」と柔術というジャンルにポイントが入ることもあると思う。

ジャンルにこだわっていたら、突き抜けるのは難しいんだろうな

これは好き嫌いとは関係ないけど、これから組技系選手として突き抜けるなら、ジャンルにこだわってはいけないんだろうと思う。

「自分は○○の選手だ」「自分は○○を代表している」

一見カッコよく聞こえるけど、これからの時代は違うと思う。
可能性の幅が狭くなるし、ジャンル(流派)そのものの価値はあまりないはず。

柔術の選手なんていくらでもいる。
今からそれ狙っても、正直コスパは良くないわな。

とりあえず思いつきで書いた忘備録。
また何か思いついたら書こう。



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