立ち技(投げ技)があるほうが寝技はより面白くなる

最近より強く思うのは、「寝技=柔術じゃねえよ」ということ。

ただ実際、寝技の試合をやるなら柔術が一番身近だなと思う。
今はね。
本当は様々な組技格闘技が定期的に開催されれば面白いし、格闘技人口全体にとってプラスなはず。

んで本題。

柔術とかで、自ら座り込む場面が度々ある。
要するに立ち技(投げ技)の攻防を省いて、いきなり寝技に入るという動き。

寝技で競い合うのが柔術だから、立ち技をせずに下になるのもありのは事実だけど...。

見る側としたら、正直あまり面白くは無いかなと思う。

柔術のルール的に、下から仕掛けたほうが有利な面が多くある。
ということは、多くの試合で同じような動きが展開されるわけで。
もちろん柔術そのものが好きな人はじっくり見入ることができるだろう。

ただ、初めて試合を見る人にとってみたら、何をしているのか分からないのが事実かなと思う。

そこから膠着したら、ますます「?」だよね。

良い悪いではないよ。見たときの面白さの話をしている。

率先して下の攻防を選ぶって、他の格闘技ではなかなか無いしね。
面白い人は面白い。でも面白く感じるのはきっと玄人なのかなと。

投げ技があるから試合が面白くなる

今回一番書きたかったことだけど、寝技の試合でも投げ技の攻防があったほうが面白いと思うんだよね。

要は、寝技がある柔道というか。
「本来の柔道」という言い方もできるのかな。

投げ技から寝技に入る醍醐味とか、投げられた後に下から極める動きの妙とかね。

寝技の楽しみ方が変わってくるんじゃないかな。

立ち技の攻防だって膠着することはあるんだけど、試合がスウィングする可能性は高くなるはず。

下になっても良いと思うんだけど、まず組み合ったうえでガードポジションに引き込めばいいんじゃないかな。
いきなり座るのは、面白くない。

グラップリングだって同じで、レスリングのような攻防があったうえでグラウンドに入ることで一層面白くなるはず。

ジャーマン投げられた後に、腰にクラッチされた手をアームロックに極めるとか。(プロレスだねw)

競技の面白さは、普及の度合いに関係して来ると思うので、何気に重要なテーマなんじゃないかな。

ただそうなると怪我もしやすいし、試合に出るハードルも上がることになるか...。

難しいテーマだ。
また考えて綴ろう。

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