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第33話 靴流通センターは靴屋である

街道沿いにあるでおなじみの靴流通センター。都心では見ることがなかった靴流通センターもここ藤沢では見ることができる。弥勒寺エリアのランドマークのひとつだ。村岡新駅ができた際にもこの場所に残っていたらうれしい。

靴流通センターは株式会社チヨダが運営する店舗。じつはこの会社、一部上場企業だ。名前で勘違いされる方もいらっしゃる方もいるかもしれないが、靴が流通している倉庫ではない。「靴屋」である。ただ、靴屋と言われても「はあ、そうですか」としかならないが、「靴流通センター」という名前になることで、スケール感が一気に増す。

靴がベルトコンベアに乗せられ、途中で梱包され、そしてトラックに乗り運ばれるのを想像してしまうが、あくまでも「靴流通センター」は靴屋なのだ。というわけで、街道沿いをクルマで走っていると「流通センター」だと勘違いして素通りする人も4割くらいはいると思う。でも安心してほしい。ここでは靴を買うことができる。

先日、店舗前に「ブラックフライデー開催中」というのぼり旗が出ていた。これでようやく「靴流通センター」が靴屋と認識できた人もいたと思う。ブラックフライデーと流通センターというネーミングの相性は非常に悪いのだが、そうも言ってはいられなかったのだろう。

もう一度念の為書こう。
靴流通センターは靴屋である。

おまる


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