藍染作家を目指してます

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新しい自分が向こうからぶらぶらやってくる2

蓼藍は強かった。秋にはそろそろ寿命が来るというのに抜かれて貰われて東京に来た藍の株。根を張り花を咲かせこぼれだねから芽が出ました。 冬を越さんばかりの勢いのあった親株ですが、やがて枯れていきました。やはり一年草。 プランターの根方には、茎の赤い双葉がたくさんでました。しばらくすると本葉を出してひょろっとします。 この草はひょろっとするのも生き方のよう。やがてひょろっとした茎は地面に倒れ、そこから屈強な根を出して株立ちになりました。 秋に芽を出した苗は育つのがはやくゴー

    • 新しい自分が向こうからぶらぶらやってくる

      生活するための仕事はきちんとおえることができました。これからはのんびりしようかと。 でもその時、退職前の秋に一株の植物をもらっていたことがその後を変えました。 友人が人に会いに行くというのについて行って、地域のセンター的なところでの活動説明のために畑から抜いてきましたという、一本の蓼藍。 植物少し詳しいので、これは、一節もらったらそこから根が出るなと思って、話の最後に一節だけくださいとお願いしてみました。すると藍染の主宰者が、この株は要らないので持って帰ってくださいと!

      • はじめまして

        ものを作る人になりました。 庭に蓼藍を蒔いて育てて刈り取って染めて 染めたものを裂いて横糸にして織って 翌日にはまた次の葉を刈り取って、繰り返しの毎日です。秋の終わりには染めたり織ったり縫ったりしたものを、近くのギャラリーに展示して販売も経験しました。 藍染の裂き織りは、海を織るような気持ちになりました。 工房 海を織る と名付けて南向きの2階の部屋で手作業をしています。

      新しい自分が向こうからぶらぶらやってくる2