新しい自分が向こうからぶらぶらやってくる


生活するための仕事はきちんとおえることができました。これからはのんびりしようかと。

でもその時、退職前の秋に一株の植物をもらっていたことがその後を変えました。

友人が人に会いに行くというのについて行って、地域のセンター的なところでの活動説明のために畑から抜いてきましたという、一本の蓼藍。

植物少し詳しいので、これは、一節もらったらそこから根が出るなと思って、話の最後に一節だけくださいとお願いしてみました。すると藍染の主宰者が、この株は要らないので持って帰ってくださいと!

友人はいらないとのことだったので喜んでいただきました。

うちの2階のベランダは無駄に広くて日がさんさん。プランターにいただいた蓼藍を根っこだけでなく、節もところどころ土に埋めて植えました。そのうち節からは根がつき、株の先には花が咲いて種が実り出しました。

一年草とはきいていたけど、あまりの元気の良さに、もしかしたら年越して来年も現役かも、と冬越しを狙ってみました。

そのうち、こぼれた種が年を越す前に芽を出しました。他にもいろいろ道端からもらった草を生やしているのでプランターには何の芽かわからないものが出ます。

でも、この子は茎が赤い。小さな双葉はすぐにこの子たちだと見分けがつくようになりました。

そうやって仕事を退く前年の初冬には、何にするかなんてイメージなく、もらった株から出た茎の赤い双葉をいとしくみまもっていました。

このプロセス次に続きます。^_^

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