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「このエチュードで学んだことは、どの曲にも通づるとわかりました」エチュードグループレッスンご感想・10/2


エチュードチャレンジ!グループレッスンVol1 ローズ32のエチュード1番のご感想をいただきました。


・先生のアドバイスを実践したら、自然と「こう吹きたい」という意思が出てきて、難しい箇所を忘れて楽しく吹くことができました。
他の方からも「この箇所の自然な持っていき方がすごく良かった」「リタルダンドも間の取り方もすごく自然に聞こえた」など嬉しい感想をたくさん頂けました。

・正確に吹くことも大事だが、大前提は「音楽の中にいる演奏」だと再認識できました。

・「頭の中の拍子がわからなくなったら、自動で拍が進んでいると思ってみる」という言葉、落ち着いてテンポを取り戻せそうです。

・先生が色々提案してくださったリズムの取り方の練習方法も、やりながら見学しましたが、かなり理解が深まったと思います。

・できない箇所の分解練習の仕方やも、まさに「急がば回れ」なのだと思えました。細切れ練習の例えを「食べにくいときは、細かく分けたほうが食べやすいし消化しやすいでしょう」と聞きましたが、うなづきが止まりませんでした。
今の自分の練習の仕方は、焦って無理矢理口に押し込んで結局飲み込めない状態だったと思います。

・「本当はできるのにできないと思ってセーブしてしまう」というワードはとても印象に残りました。

・音を出さない練習のうちの一つ「楽譜を声を出して歌ってみる」事の大事さもわかりました。

・(リレー演奏で)「テンポについてお互いもっと話し合う」「主体性を持って演奏する」「音楽の中に居続ける」などを組み込んでの2回目の演奏となりましたが、急にクオリティが上がったのには驚きました。
3人で分担しているのに一つの音楽が仕上がった感覚がとても気持ちよかったです。また他の方たちの「こうしたい」もしっかりと受け取れて、演奏がとても充実して楽しかったです。

・今回のローズのエチュードは、あらゆる曲の縮図みたいですね。この曲で学んだことは、どの曲にも通づるのだとわかりました。

・今回のインスタライブで先生が色々と発信してくださったことは他の曲でもすごく参考になっています。「あ、これはインスタライブで見たあの練習方法がつかえるな」など引き出しが増えたように感じます。

・この内容のグループレッスンの上に、ここまで詳しいインスタレクチャーがついているなんて、豪華すぎるというか、本当に得した気分です。(≧∇≦*) ありがとうございました。


ありがとうございました!たくさん学んでくださって嬉しいです。今回の学びを色んな場面で生かしてレベルアップしてください。

エチュードを学ぶだけでなく、アンサンブル、本番体験の要素も入っています。11/20、まだ入れます。


*ご感想全文

今回のグループレッスンは、やってみたかったローズのエチュードの講座で楽しみに参加させていただきました。以前同じような内容の回があったのですが人気で枠がすぐに埋まってしまい、いつかあったらぜひ参加してみたいと思っていました。

さらに今回はインスタライブでの演奏レクチャーという豪華特典もついており、いつもにも増して内容が濃いと思いました。

まず自分のレッスンでは、このエチュードの中で一番苦手な箇所を見ていただきました。この箇所は、何年か前に個人レッスンを受けさせていただいていた際には(指は)別に問題なく吹けていたのですが、久しぶりに引っ張り出して吹いてみたところ思わぬところで指がつまづいて正直焦っていました。

また自分で決めたテンポでリタルダンドをかけて、次のフレーズにつなげる「間」を作る、というのも自分にとっては苦手意識がかなり強く「しっかりやらなきゃ!」という思いだけで頭の中がいっぱいになってしまいます。

好きな箇所をレッスンしていただけるので、せっかくなので苦手を克服しようとその箇所を選択したのですが、いざ吹いてみたところ、「できない箇所に集中し過ぎて音楽から離れてしまっている」ことがわかりました。

人前でのレッスンだということもあり、正直、指が回らないでつまづいているところを人に見せたくないという思いに囚われ過ぎていた気がします。

実際この箇所は今回のグループレッスン前に何度も何度も事前練習しておいて、なんとか吹けるようにはしてきたのですが、その小節が近づくと視線がギュッと狭まってそこしか見えない状態になった上で、でもなんとかギクシャク指を動かしてとりあえず終わる。みたいに吹きました。

そこで先生から「音楽に乗って身体を動かしながらの演奏をしてみる」「間違えても良いので音楽の中に居続けるつもりで演奏してみる」などのアドバイスをいただき実践してみたところ、自然と「こう吹きたい」という意思が出てきて、難しい箇所を忘れて自然に楽しく吹くことができました。

また、聞いてくださっていた他の方からも「この箇所の自然な持っていき方がすごく良かった」、「リタルダンドも間の取り方もすごく自然に聞こえた」など嬉しい感想をたくさん頂けました。

先生もおっしゃっていましたが、正確に吹くことも大事だが、大前提は「音楽の中にいる演奏」だと再認識できました。

次の方のレッスンでは、苦手なリズムの練習のコツを勉強できました。中でも印象に残ったのが、「頭の中の拍子がわからなくなってしまっても、自動で拍が進んでいると思ってみる」という言葉でした。

私も苦手なリズムや指の箇所でついつい頭の中の拍子が吹き飛んでしまって演奏中焦ることが多いのですが、この考えを取り入れたら、その事態が発生しても落ち着いてテンポを取り戻せそうです。

先生が色々提案してくださったリズムの取り方の練習方法いくつかも、自分でもやりながら見学しましたが、かなり理解が深まったと思います。

それとできない箇所の分解練習の仕方やも、まさに「急がば回れ」なのだと思えました。細切れ練習の例えを「食べにくいときは細かく分けたほうが食べやすいし消化しやすいでしょう」と聞きましたが、うなづきが止まりませんでした。今の自分の練習の仕方は、できない時に焦って無理矢理口に押し込んで結局飲み込めない状態だったと思います。

その他の方のレッスンでも「方向性をもった演奏の仕方」について、先生が指揮の図を描いて説明したうえで実際に比較演奏をしてくださいました。

おかげで目と耳で理解できたと思います。その方が苦手だと感じていた方向の付け方も、先生のいくつかのアドバイスを受けた後吹いてみたら、音がさらに滑らかで「こう演奏したい」という意思をもった素晴らしい演奏に聴こえました。聴いていてすぐ引き込まれました。

あとその際に先生がおっしゃった「本当はできるのにできないと思ってセーブしてしまう」というワードはとても印象に残りました。

自分が今練習している曲も、最後の方でかなり指が忙しくなるのですが、何度か練習するうちに「できる気がしない」に気持ちがシフトしてしまって焦っていた箇所があります。

この曲をやると決める前に興味があって吹いてみていた時はそこまで考えなかったのに、いざ本番で演奏しようと取り組んだところ急にハードルが上がって感じてしまったのはまさにそれかと思いました。

あと音を出さない練習のうちの一つ、「楽譜を声を出して歌ってみる」事の大事さもわかりました。とりあえず1~2回読んでやったつもりになっていましたが、スラスラと飽きるくらいまでやる方がその後の演奏をよりやりやすくするのだとわかりました。時間を見つけてやってみようと思います。

最後に通しのリレー演奏がありましたが、1回目は3人のテンポがうまく噛み合わず、緊張感もあり少しチグハグした仕上がりになってしまいました。私も自分の担当箇所を演奏しながら「これで良いかな?」「ちゃんと吹けているかな」と集中できなかった気がします。

そこで先生の提案で「テンポについてお互いもっと話し合う」「主体性を持って演奏する」「音楽の中に居続ける」などを組み込んでの2回目の演奏となりましたが、急にクオリティが上がったのには驚きました。

3人で分担しているのに一つの音楽が仕上がった感覚がとても気持ちよかったです。また他の方たちの「こうしたい」もしっかりと受け取れて演奏がとても充実して楽しかったです。

リレー演奏がとても楽しかったのであと何回か演奏箇所を変えてやりたかった気もします。次のローズ1番の2回目も楽しみにしています。ランスロの26のエチュードも楽しみです。

今回のグループレッスンで取り上げたローズ32のエチュード1番は数年前に勉強したせいか、「以前習ったのだから完璧にやらねば」と思い込んで肩肘張りすぎで参加してしまいました,,,。

それと、出されたものは何でも食べてみたいという性格が出てしまって、インスタのレクチャーもガリガリとメモをとりながら「こんな豪華な内容がせっかくあるのだから、あれもこれも練習しなきゃもったいない!」と試聴していました。

欲張り過ぎた結果、私の変な意気込みが他の参加者の方にちょっとプレッシャーを与えてしまったかもと思っています。(結局、事前練習であれもこれもとやった結果は少し消化不良気味になってしまったと思います。)

欲張り過ぎた結果、逆に指が難しく感じてできなくなったり、演奏が「表現する」まで至らなかったりと弊害が出てしまったので、次回は始めから音楽を楽しめるように気楽に参加してみようと思います。

でも、今回のインスタライブで先生が色々と発信してくださったことは他の曲でもすごく参考になっています。

楽団の今度の演奏会の練習がまたはじまるのですが、配られた楽譜をみて、「あ、これはインスタライブで見たあの練習方法がつかえるな」など引き出しが増えたように感じます。今回のローズのエチュードはあらゆる曲の縮図みたいですね。この曲で学んだことはどの曲にも通づるのだとわかりました。

あと、こう言ってしまって良いのかはわかりませんが、この内容のグループレッスンの上に、ここまで詳しいインスタレクチャーがついているなんて、豪華すぎるというか、本当に得した気分です。(≧∇≦*) ありがとうございました。

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