PEONYの解

「1,000人入れたい」。

これが今の本当に素直な気持ち。メンバーにも何かあれば「1,000人入れたい」って言ってるから、ややしつこめのご様子。数字にこだわりがあるわけでは無いし(なくはなくは無い)、パンパンの会場でラブチョコを観てもそれはどうかとも思う。でも、ただ1,000人の人には観てもらいたい。そんなワンマンになります。

ワンマンタイトル「PEONY」は「牡丹」の英語表記で、花言葉は『百花の王』。足掛け3年。アイドル戦国時代なんて云われている中、さらなる高みを目指して『王者』になりたい。そんな意味が込められています。おこがましいかもしれない。でも、それくらいの気概を持って望まなければ、関わってくれてる人たち、応援してくれるファンの皆さん、青春とも云える大事な時間を僕に預けてくれるメンバーや親御さん達に顔向けができない。『アイドル』という人生はそんなに長くない、たとえ10年やったとしてもその先にまだまだ長い人生があって、一番色々なものを吸収できる時に『アイドル』に掛けているならば、最高のモノを見せてあげたいし、そこで得たモノを残りの人生に使って欲しい。

年功序列で云えば、僕の方が先に死んでしまう。人は死ぬ。止むを得ない。さらにうちの家系の男子は60歳で人生を全うしてしまう家系なので、僕に残された時間は多く無い。20年後、メンバーがそれぞれの人生を生きている時に「アイドルをやっていたからこそ出来ている人生」であって欲しい。でも、その時には僕はもういないかもしれないし、めっちゃ嫌われて完全に疎遠になってるかもしれない(これ以上嫌われたくはない)。

多かれ少なかれ、良くも悪くも僕に関わってしまって「nuance」という実に曖昧な雰囲気のユニットに入ってしまった4人には、その次の人生へのバトンを渡したい。今は総勢20人が所属する謎の団体になったミニマリングなので、もちろん20人全員にそう思っているけどnuanceの4人に関しては、ちょっと別枠というか。わかるでしょ?その辺。察して。

そんな気持ちも込めて「PEONY」のテーマは《紡ぐ》です。

「誰かと誰か」が「縁」で結ばって、新しい『何か』が産まれる瞬間。それってナニモノにも変えられない最高に嬉しい感情。グミさんや、卍さんもそうだし、Benthamのタカシ氏や辻さんも。及川さんや吉川さんも鍵盤のわっくんが「超合うかも!」って紹介してくれた。ヤスもゆとりもオスギも。嘉風の紹介で野絵ちゃんやkissmiさんに出会い、Uちゃんも一緒にいろいろ考えてくれる。しんいちろうとタカシ氏のmiyumiyuコンビもワクワクするし、ヒデローさんがそれに華を添えてくれる。ヘアメイクのスミさんは10年前によく作品を作ってた仲。裏で支えてくれる人たちをあげたらキリがない。

特に最近はファンの人たち同士が仲良くなってコミュニティが出来ていくのが見れてすごい嬉しい。エンタメが出来る唯一のバトン。

みんなnuanceが産んだ『縁』で集まった人たち。

学校に行って、バイトして、時々カラオケとかオールして。そこではなかなか体験できない「縁と縁」で始まる瞬間。そこで巻き起こるエンターテインメントがたくさんの人の『明日の一歩』になりうることが出来る、そのキラキラしたものをメンバーには感じてもらいたいし、観にきてくれた人たちには、そのキラキラしたものを纏ってアイドルになる瞬間を、大きなステージで、総勢16名が板の上に立つ舞台で感じて欲しい。それを観れるのは1,000人しかいない。だから1,000人の人に観て欲しい。

衣装のテーマは『強さ』。アクセサリーの藤色の花言葉は『優しさ・歓迎』。そしてPEONYの西洋での花言葉は『思いやり・はにかみ』。

2年半多くの人に支えられてここまで来れたnuanceが、今度は皆さんに何かを渡せたら。うまいこと自分を表現できない4人が、みんなと一緒に次へと紡ぐ何かを。キッカケになるbotänを押せたら。

だから、ひとりでも多くの人に観てもらいたい。全部のライブがそうだけど、O-EASTという広い舞台だからこそ出来る表現がココにはあるから。僕の頭の中では最高の作品になっています。そしてそれを表現してくれる最高のスタッフがいます。さらに、それを最高に纏ってくれる4人がいます。

3月10日O-EASTでまってます。

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【チケットはイープラス or ライブ会場にて】

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あ、あと1,000人入らないと破綻するから。(完)

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